【投資銀行部門(IBD)完全ガイド(M&A・ECM・DCM業務別解説)】業務内容・求められる人材・新卒選考攻略法!ゴールドマン・モルスタ・JPモルガン内定&年収2000万円への道

投資銀行部門の業務内容・求める人材・新卒選考方法

1. 投資銀行部門の業務内容

こんにちは!アルファ・アドバイザーズで就活アドバイザーを務めている黒岩です!

根強い人気を誇る投資銀行部門(IBD)は、企業のM&A(合併・買収)、IPO(新規株式公開)、社債発行などを手がけるプロフェッショナル集団です。ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、野村證券、JPモルガンといったトップ投資銀行では、新卒でも年収2000万円超えのチャンスがあり、まさに高年収xグローバルx専門性を満たせる業界です。

一方で、「投資銀行=M&A」というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか? 実際には、投資銀行にはM&Aアドバイザリーだけでなく、IPOの引受、社債・ローンによる資金調達、ストラクチャード・ファイナンスなど、さまざまな業務が存在します。一言で投資銀行と言っても、複数のポジションがあり、それぞれ求められるスキルやキャリアパスが異なります。

本記事では、投資銀行部門の業務内容、新卒・転職市場で求められる人材像、選考のポイント、必須の金融知識を徹底解説!これまでにもゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレー、JPモルガン、BofA証券(バンク・オブ・アメリカ)などの外資投資銀行、野村證券、SMBC日興証券IBDなどに多数の内定者を輩出してきたノウハウをあなたにお届けします!

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全体像(主な役割と意義)

投資銀行部門(IBD)は、企業や政府など法人の資金調達と戦略支援を担う専門部門です。具体的には、株式・債券の発行支援やM&A(合併・買収)に関するアドバイザリーを行い、企業の成長戦略を金融面からサポートします。預金や融資を扱う一般の銀行とは異なり、投資銀行は証券市場を通じた直接金融を専門としており、企業の新規株式公開(IPO)や社債発行を通じて必要資金を調達するプロセスを支援します。

例えば東芝のTOB(株式公開買付)では、UBS証券や野村證券、みずほ証券、J.P.モルガンなど多数の投資銀行が関与し、その専門知識で企業再編を支えました。このように投資銀行部門は、資本市場と企業を繋ぐ金融アドバイザーとして重要な役割を果たします。

各業務の詳細(M&Aアドバイザリー、資本市場業務、企業金融など)

投資銀行部門の主要業務は大きく(1) M&Aアドバイザリー(2) 資本市場での資金調達支援(ECM/DCM)(3) 企業金融全般のコンサルティングに分けられます。

(1) M&Aアドバイザリー業務

企業の合併・買収(M&A)に関するアドバイザリー業務を提供します。
- 買収・売却の戦略立案:買収ターゲットの選定、売却戦略の策定
- 企業価値評価(Valuation):財務モデリングを活用した企業価値の算定
- 交渉支援:買い手・売り手双方の交渉プロセスをリード
- デューデリジェンス(Due Diligence):財務、法務、事業リスクなどの詳細な調査

企業の合併・買収・事業売却に関する助言と実行支援です。その内容は、買収戦略の提案からバリュエーション(企業価値評価)、デューデリジェンス(精査)、交渉サポート、契約書作成に至るまで多岐にわたります。

IBDは案件のオリジネーション(提案)からエグゼキューション(実行)まで一貫して関与し、適切な買収候補の選定や条件交渉を行い、クライアント企業がM&Aによる最大の効果を得られるよう導きます。例えば買収価格はいくらが妥当か、どの企業を買収すべきか、M&Aが経営戦略上有効かといった課題に対し、専門知見をもってアドバイスします。

(2) 資本市場業務(ECM/DCM)

  • ① エクイティ・キャピタル・マーケット(ECM:Equity Capital Markets)
    IPO(新規株式公開):企業が証券取引所に上場する際の支援
    公募増資・第三者割当増資:既存企業が新たに株式を発行して資金調達
    ブロックトレード:大株主が保有する株式を売却する際の取引支援

  • ② デット・キャピタル・マーケット(DCM:Debt Capital Markets)
    社債発行:企業が債券を発行して資金調達
    仕組み債:デリバティブを組み合わせた特殊な債券の組成
    ローン・シンジケーション:複数の金融機関が共同で融資を実行

企業の株式や債券発行による資金調達を支援する業務です。ECM(Equity Capital Markets)は株式による資金調達を担当し、増資や新規株式公開時に発行条件の助言や投資家への説明を行います。例えば「どのタイミングで、いくらで何株発行するか」や、発行による希薄化リスクをどう投資家に納得してもらうかなどについて、市場動向を踏まえた提案を行います。

DCM(Debt Capital Markets)は社債など債券発行を担当し、発行額・金利・年限といった条件設定や投資家需要の見極めを行います。近年はSDGs債・ESG債などサステナビリティ債の発行支援も増えており、社会的意義ある調達に携わる機会もあります。こうした資本市場業務を通じて、企業が最適な方法で必要資金を調達できるようサポートします。

(3) 企業金融(コーポレートファイナンス)業務

クライアント企業の財務戦略全般に関するコンサルティングです。具体的には、資本構成の最適化提案や財務戦略の立案、適切な調達手段の選定など、企業の財務課題全般について助言します。例えば「負債と株式のバランスをどう最適化するか」「いつIPOすべきか」「どの金融商品で資金調達すべきか」といった相談に応じます。

特に未上場企業のIPO(新規株式公開)支援では、上場準備のための社内体制構築支援や証券取引所への申請プロセス支援なども行います。公開引受部門とも連携し、企業が上場基準を満たすための助言から、実際の株式発行・投資家募集まで伴走します。このように企業金融業務では、単なる取引実行に留まらず長期的な財務アドバイザーとして企業価値向上に寄与します。

各ポジションの役割や違い

投資銀行部門では経験年数に応じて担当業務が異なります。典型的なタイトルとして、新卒~3年目程度がアナリスト(AN)、4~7年目程度がアソシエイト(AS)、その上にヴァイスプレジデント(VP)ディレクター(D)、最上位がマネージング・ディレクター(MD)という5階級があります。

アナリストは上司の指示のもと市場調査や財務データの分析、資料作成など膨大な作業を高速でこなします。
アソシエイトはアナリストを指導しつつ、自らも高度な分析やアウトプットの質向上に努め、場合によっては小規模案件のプロジェクト管理も担当します。
VPになるとチームリーダーとして案件全体を管理し、アナリスト・アソシエイトの成果物をチェック(赤入れ)してクオリティを保証するとともに、クライアント対応や社内外の調整役を担います。
ディレクターは複数案件やチームを統括し、収益管理や重要顧客との関係構築、難易度の高い局面での指揮を執ります。
最上位のMDは部門全体のマネジメントや新規案件の獲得が主な使命で、社内リソース配分や顧客企業の経営層とのリレーション構築に注力します。

役職ごとの役割分担は、実際の案件推進で明確に現れます。例えばクライアントへの提案(ピッチ)の場では、MDやVPがアイスブレイク(冒頭の関係構築)を行い、アソシエイトが提案内容のプレゼンテーション、アナリストが議事録取りに徹する、といったチーム体制で臨みます。このように各ポジションが協働し、それぞれの強みを活かすことで、投資銀行は高度な金融サービスを提供しています。

2. 新卒向けに求める人材

必要なスキル・資質

  • 高い志望度・強い動機

投資銀行で働きたい明確な理由と熱意が重要です。IBDの業務は高収入な反面ハードさも伴うため、なぜこの道を選ぶのか納得感のある動機がないと選考を突破するのは難しいです。面接でも志望動機は何度も深掘りされ、表面的な理由ではなく自身の経験や価値観と結びついた説得力のある動機が求められます。

  • 論理的思考力と数的センス

膨大な財務データを分析し、クライアントに最適な提案を行うにはロジカルシンキングと数字への強さが不可欠です。面接やグループディスカッションでも発言の筋道の通り方や問題解決の思考力が評価されます。例えば簡単なケーススタディやフェルミ推定、財務指標に関する質問などで論理力・計数感覚を試されることがあります。

  • 高いコミュニケーション能力

投資銀行の仕事はチームで動きクライアントと交渉する場面も多いため、伝達力・対人スキルも重要です。自社チーム内で協調しながらタイトなプロジェクトを進める力、そして経営層クラスのクライアントに難しい金融スキームを分かりやすく説明できるプレゼン力が求められます。相手のニーズを聞き出し、的確に応答できる対話力も評価ポイントです。

  • タフさ(高いストレス耐性・体力)

IBDは激務で知られ、深夜までの資料作成や長時間勤務も避けられません。そのため肉体的なスタミナが必要です。実際、案件獲得の提案資料づくりやクロージング直前の追い込みでは徹夜が続くこともあり、このペースに耐えうる体力は欠かせません。
加えて精神的なタフさも求められます。常に高い成果を出すプレッシャー、ミスの許されない緊張感の中で仕事を進めるため、折れないメンタルが重要です。困難な局面でも粘り強く取り組める人材が求められます。

  • カルチャーフィット

組織の文化との適合性も重視されます。投資銀行各社で社風や求める人物像には多少違いがありますが、いずれもチームワークを乱さずプロ意識を持って働ける人が望まれます。面接でも人柄や価値観が組織にマッチするか、多面的にチェックされます。

  • 金融知識

投資銀行部門(IBD)では、企業の資金調達やM&Aを支援するため、財務分析や資本市場に関する知識が不可欠です。新卒採用では、入社後に専門知識を学ぶ機会はあるものの、基本的な金融リテラシーを持っていることが前提とされます。特に、以下の分野について最低限の理解が求められます。

1. 財務諸表の理解:企業の財務状況を分析するため、以下の3つの財務諸表の相互関係を把握することが重要です。
2. バリュエーション(企業価値評価):投資銀行の業務では、M&AやIPOの際に企業価値を適正に算定する必要があります。以下の評価手法を理解し、それぞれの特性を説明できることが求められます。
3. 資本市場と資金調達:企業が成長資金を調達する方法として、エクイティ(株式)とデット(債券)の違いを理解しておく。
4. M&Aの基礎知識:M&Aのアドバイザリー業務を行う投資銀行において、基本的なM&Aのスキームやプロセスの理解が求められます。
5. 金利・為替・マクロ経済:投資銀行の業務は金利動向や為替相場、マクロ経済の変動に大きく影響されるため、基本的な経済指標の理解が求められます。

以上のような資質を総合して備え、「この学生なら厳しいIBDの環境でも成果を出せる」と評価された人材が内定に至ります。
なお英語力も外資系投資銀行ではほぼ必須と言えます。実務で海外案件や外国人クライアント対応が日常的に発生するため、目安としてTOEIC800点以上の英語力が望ましいレベルとされています。実際、社内公用語が英語の外資投資銀行部門では面接も英語で行われることが多く、語学力は高く評価されるスキルです。

求められる資格・学歴

投資銀行の新卒内定者は経済・経営学部出身が多い傾向はありますが、実際には法学部や理工系など多様な学部出身者が採用されています。金融に関する専門知識は入社後の研修で習得できるため、選考時点では知識の深さよりも前述の資質面が重視されます。

学歴面では国内外の難関大学出身者が多く、高い学業成績や知的能力が期待されます。資格についても、必須ではないもののCFA(公認金融アナリスト)やUSCPA(米国公認会計士)など金融関連資格を学生のうちに一部取得していれば、金融への関心と努力を示すアピール材料にはなります。

とはいえ新卒採用ではそれら資格よりポテンシャル評価が優先されるため、語学力(英語)や論理力といった汎用スキルの方が合否を分けると言えます。入社後は必要に応じて証券外務員資格など業務上必要な資格を取得していくことになりますが、学生段階で特定の資格取得が義務付けられているわけではありません。

インターンや経験の重要性

インターンシップ(ジョブ)への参加は、投資銀行の新卒採用で非常に重要です。外資系投資銀行の場合、夏季インターン(サマーインターン)経由で内定するケースがほとんどであり、企業によってはサマーインターン参加者以外は原則採用しない方針のところもあります。
そのため、本選考一本で挑むよりも大学3年時などにサマーインターンに参加しておく方が圧倒的に有利です。実際、外銀IBD内定者の多くはインターンで成果を示し、そのまま最終面接につなげています。

インターンでは実際のIB業務の一端を体験できるため、職務理解を深める経験としても貴重です。M&Aケーススタディやバリエーション演習、社員との交流を通じて仕事のリアルを知ることで、志望動機にも厚みが出ます。加えて、インターン中に評価が高かった学生にはリクルーター(メンター)が付き、選考過程でフォローを受けられるなど有利に働くこともあります。
サマーインターン参加後、秋頃に社員との面談や食事会に招かれるケースも多く、これは事実上の追加選考であり人となりや熱意を見極める場となっています。この面談を経て評価をクリアしたと判断された学生だけが最終面接(スーパーデイ)に進める仕組みです。

以上のように、投資銀行志望ならインターン参加はほぼ必須と言えるほど重視されています。インターン以外の経験では、大学での金融工学の研究学術コンペ出場、他社での長期インターン(コンサルや監査法人など金融隣接業界)経験もアピール材料になります。いずれにせよ「金融ビジネスへの関心」と「高いパフォーマンスを発揮した経験」を示すことが大切であり、その点でサマーインターンは最適な機会となります。

3. 新卒向け選考方法

一般的なプロセス(ES、筆記試験、面接など)

投資銀行の新卒採用プロセスは他業界に比べ早期かつ独特です。多くの外資系投資銀行では3年生の夏にインターン選考が行われ、その後の本選考(最終面接)が秋冬~年明けに実施されます。一般的なフローは以下のとおりです。

  • エントリーシート(ES)提出: 志望動機や自己PR、学業成績などを記載した書類選考です。IBDへの熱意やリーダーシップ経験などを具体的に書くことが求められます。

  • 筆記試験・Webテスト: 数理問題や論理問題、性格検査などをオンラインで行います。外資系ではSHLや玉手箱といった適性検査、日系証券ではSPIなどが用いられることが多いです。高い数的処理能力を示すチャンスでもあります。

  • グループディスカッション(GD)/グループ面接: 書類通過者に対し、少人数のディスカッションや学生複数・面接官複数の面接が課されることがあります。GDでは与えられたお題に対し制限時間内にグループで結論を出し発表します。論理的思考や協調性、発信力が観察されます。

  • サマーインターン選考(6~7月): 上記ES・テスト・面接等を経て、8月開催のサマーインターン参加者が決定します。倍率は高いですが、ここを通過すると本選考に直結するため重要な関門です。

  • サマーインターン参加(8~9月): 約1~2週間の実務体験型選考(ジョブ)です。個人ワークやグループワークで模擬案件に取り組み、最終日に成果発表等を行います。社員からの評価フィードバックがあり、優秀と認められれば後日の選考で有利になります。

  • 面談・懇談(9~11月): インターン後、評価の高かった学生を対象に社員とのカジュアルな面談(OB訪問のような形)が設定されます。ランチやコーヒーチャット形式で、人柄や志望度が確認されます。形式上はカジュアルでも選考の一部なので気を抜けません。

  • 最終面接(スーパーデー)(12~1月頃): 複数のバンカーが一日にわたり連続して個人面接を行う集中面接日です。典型的には15~30分程度の個別面接を5~10人以上のバンカーと次々行います。特に外資系ではMDクラス複数人との1対1面接が連続するため、長時間に及ぶ厳しい最終選考となります。ここまで残れば内定までもう一息です。

  • 内定: 最終面接を突破すると内々定の連絡が来ます。成績証明や卒業要件の確認を経て正式内定となり、晴れて翌年からIBDアナリストとしてのキャリアがスタートします。

なお、日系証券会社の場合は外資ほどインターン経由に偏らず、本選考(秋~冬に筆記や面接を複数回実施)で採用される新卒も一定数います。しかし近年は日系大手でも夏冬インターンを実施し優秀者に内定直結させる動きがあり、全体的に選考時期は早まる傾向にあります。志望企業の採用スケジュールを早めに調べ、計画的に臨むことが大切です。

選考で重視されるポイント

投資銀行の選考では専門知識よりも適性と意欲を重視する姿勢が一貫しています。面接では「なぜ投資銀行か」「なぜその企業か」を納得いくまで深掘りされるのが特徴で、他業界以上に強い志望動機と業務理解が求められます。自分の人生経験やキャリアビジョンと絡めて説得力ある動機を語れなければなりません。加えて、「最近気になる業界動向やM&A案件は?」といった時事問題・業界知識の質問も頻繁に出ます。選考時点でファイナンスの細かい専門知識までは不要ですが、日経新聞や金融ニュースに日頃から目を通し、興味を持ったトピックを自分なりに語れる準備は必須です。例えば直近の大型買収案件について、自分はどう評価するか、など意見を聞かれることもあります。

論理性も評価の要です。インターン中のグループワークやケース面接では、問題設定から解決策まで一貫した論理で考えを進めているかが見られます。筋道立てて分かりやすく説明できるか、データや根拠に基づいて結論を導けるか、といった点で高い論理的思考力を示すことが求められます。コミュニケーション能力も同様に重視され、グループディスカッションでは周囲と協調しつつ自分の意見を発信できるか、個人面接では受け答えの明瞭さや受け取った質問への的確な返答ができるか、といった点がチェックされます。また投資銀行の最終面接(スーパーデイ)では多くの面接官が入れ替わり立ち替わり質問を投げてくるため、長時間でも集中力を切らさず一貫した態度で対応できるスタミナも試されていると言えます。

総じて、選考では「この人と一緒に困難な案件に取り組みたいか」という視点で人間性と能力が見極められます。ESや面接の内容だけでなく、インターンでの働きぶりや社員とのカジュアルな場での振る舞いまで含めて総合評価されるため、常にプロ意識を持った行動が大切です。

内定を得るための戦略

投資銀行から内定を勝ち取るためには、早期から周到な準備をすることが欠かせません。以下に効果的な戦略のポイントをまとめます。

  • 早めの業界研究と自己分析: 志望動機の深堀りに耐えうるだけの強い動機づけが必要なため、なぜIBDで働きたいのか自問自答を繰り返しましょう。他の業界ではなく投資銀行で成し遂げたいこと、自分のキャリアゴールとの関連を明確にしておきます。その上で投資銀行部門の業務内容や魅力・大変さを理解し、志望理由に具体性を持たせることが重要です。

  • サマーインターンへの全力投球: 前述の通りサマーインターン経由の採用が主流のため、インターン選考が実質の本番と言えます。エントリーシートの段階から練り込み、筆記試験の対策も十分に行いましょう。ケース面接やGDの練習も大学のキャリアセンターや友人と模擬練習しておくと効果的です。インターンに参加できれば実務を体験しつつ自分を売り込むチャンスなので、遅刻厳禁・積極性発揮・成果物のクオリティ追求など高いプロ意識で臨みます。インターン期間中は常に評価されている意識を持ち、チームワークとリーダーシップを発揮して存在感を示しましょう。

  • 金融知識・ニュースのインプット: 日々日本経済新聞やBloombergなどを読み、マーケットやM&Aの最新動向をチェックしてください。特に志望業界(例:テクノロジー業界志望ならその業界のM&A動向)のニュースは深掘りして、自分なりの見解を持てると強みになります。また企業財務や valuation の基本は独学でも押さえておくと、自信を持って面接に臨めます。ただし面接時に細かな財務知識の正誤よりも、興味関心を持って努力している姿勢が評価されるので、「最近○○の本で財務モデリングを勉強している」など学習意欲をアピールすると良いでしょう。

  • OB/OG訪問やネットワーキング: 可能であれば志望する投資銀行で働く先輩や知人に話を聞き、社風や仕事のリアルを教えてもらいましょう。直接社員に会うことでモチベーションも高まりますし、選考で「先日御社の方に伺った話でさらに志望度が上がった」などと言及できれば熱意の裏付けになります。またOB訪問で得た業界の裏話は志望動機や逆質問で差別化につながります。ただし礼節を守り、インタビューではなくあくまで教えを請う姿勢を忘れないようにします。

  • 自己PR・ガクチカの磨き込み: 学生時代の経験(いわゆるガクチカ)はどの業界でも問われますが、投資銀行ではリーダーシップを発揮した経験や、困難な目標をやり遂げた経験が好まれます。部活動の主将としてチームを全国大会に導いた話や、学業で難関資格に合格するため努力した話など、「高い目標設定」「逆境での努力」「成果」が伝わるエピソードを用意しましょう。それを踏まえて自分の強みを簡潔にPRできるようにします。論理力や協調性と絡めて語るとなお良いです。

以上の戦略を実行しつつ、選考の場では常に謙虚かつ自信を持った態度で臨むことが大切です。投資銀行の採用は倍率が高く厳しいものですが、裏を返せば「誰が見ても優秀」と思われる人材を採りたいということです。徹底した準備で実力と熱意を示すことができれば、必ずやその狭き門を突破できるでしょう。

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2025/03/20 23:07:46

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