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【外資アセマネ転職方法】ブラックロック、PIMCO、GSAMなどトップアセマネ10社の採用とキャリア戦略を徹底解説!MBA後の外資アセマネが狙い目な5つの理由とは?
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こんにちは、アルファアドバイザーズで就活・転職サポートを行っている黒岩です!
今回は、今非常に注目度が高まっている外資アセマネ(アセマネ)業界について徹底解説します。実は最近、学生や若手社会人、さらにはMBA留学を目指す方からも「運用系に進むにはどうしたらいいか?」「外資アセマネでキャリアを築くには?」というご相談を多くいただくようになりました。
特に多いのが、「MBAを経由してキャリアアップを目指したい」という声です。アルファでは、先週もアメリカ現地でMBAキャンパスビジットツアーを開催し、参加者が20名近くになるなど相変わらずMBA留学とその先のキャリアアップに関して関心をお持ちの方が非常に多いです。ビジット中には多くのMBA在校生の方と話をする機会があったのですが、やはり外銀IBDや外資コンサル志望の方が非常に多いという印象を受けました。
一方で、「外資アセマネに行きたい!」という方はまだまだ少数派。しかし実は外資アセマネは外銀IBDや外資コンサルに負けないくらいのキャリアパスが広がっています。
・年収3,000万円超も狙える高報酬
・IBDほどの激務ではなく、ワークライフバランスが取りやすい
・業界が活況で、運用の専門性が身につく
・将来ヘッジファンドなどで年収1億円以上も可能
・ブラックロックやGSAMのような超一流ファンドでキャリア形成も可能
まさに「ハードすぎないけど、ガッツリ稼げる」という理想のキャリアを実現できるのが外資アセマネの魅力です。そこで今回の記事では、ポストMBAで外資アセマネを目指す人が知っておくべきトップ10社の情報と、採用フロー、なぜ今チャンスなのかを徹底解説します。実際、ブラックロックやPIMCO、GSAMといった世界トップファンドは毎年MBA採用を行っており、まだまだチャンスは大きいのが現状です。
この記事を読めば、外資アセマネというキャリアのポテンシャルに気づき、あなたの進路選択の幅が大きく広がるはずです。最後には、アルファでの個別サポートやキャリア戦略のご案内もありますので、ぜひ最後までご覧いただき、お気軽にご相談ください!
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トップ10外資アセットマネジメント
(1) ブラックロック(BlackRock)
ブラックロックは世界最大規模の資産運用会社で、グローバルで1,000兆円超の資産を運用する業界のリーディングプレイヤーです。日本法人においても、年金・投信・機関投資家向けビジネスを展開しており、アセットマネジメント業界の「ゴールドスタンダード」的存在として高いブランド力を誇ります。
同社はMBA人材の採用に非常に積極的で、海外MBAホルダー向けに明確な採用トラックを用意しています。特にアナリスト職(運用部門)やアソシエイト職(営業・プロダクト・リスク管理など)でMBA人材を登用しており、サマーインターンプログラムを通じた採用ルートが王道です。
さらにブラックロックは、DEI(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン)推進にも力を入れており、日本人のMBA人材にとっても「グローバルな組織のなかで自分のバックグラウンドを活かせる環境」が整っています。キャリアの早い段階から運用判断に関与できるチャンスがある点や、運用部門と営業・プロダクト間の壁が比較的低く、キャリアの柔軟性がある点も、同社の魅力のひとつです。
(2) ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント(GSAM)
GSAMは、米ゴールドマン・サックスの資産運用部門として、運用資産残高2,000億ドル超(日本円換算で30兆円超)の規模を誇る大手グローバルプレイヤーです。日本法人では機関投資家向け資産運用に加え、ソリューション提案型の営業、プロダクト・スペシャリストなど幅広いポジションを有しており、世界最大級の資産運用会社です。
GSAMではMBA取得者に対し、主にアソシエイトレベルでの中途採用枠を設けています。とりわけ機関投資家営業(インスティテューショナル・クライアント)やプロダクトマネジメント(運用戦略の翻訳・提案)の分野において、MBAホルダーの採用実績が豊富です。ボストンキャリアフォーラムなどでも定期的に募集があり、日本人バイリンガルMBAにとっては比較的チャンスが見つけやすい企業の一つです。
GSAMの特徴として、少数精鋭のカルチャーと高いパフォーマンス期待値がありますが、その分若手にも早期にリーダーシップを求められる環境があり、「MBA後にフルスピードで成長したい人」にとっては非常に魅力的な職場です。加えて、投資銀行部門との連携がスムーズで、エクイティ・クレジット・マクロといった運用リソースを活かした提案が可能であることも、他社にはない強みです。
(3) フィデリティ(Fidelity Investments/Fidelity International)
フィデリティは、米国発の独立系アセットマネジメントとして世界的に展開しており、日本法人でも長年にわたって投資信託および投資顧問業務を手がけています。運用パフォーマンスに定評があり、リテールから機関投資家まで幅広い顧客層に支持される信頼性の高いブランドです。
同社はMBA人材の採用にも積極的で、たとえばMBAエクイティリサーチ・インターンシップ(約12週間)など、グローバルに展開される育成プログラムを通じて、将来のアナリスト・ファンドマネージャー候補を育成する仕組みが整っています。プログラムでは、特定セクターの企業調査やストックピッチ、業界分析など実務的なタスクが課され、インターン後にフルタイムポジションへ移行するルートも用意されています。
MBAホルダーのキャリアとしては、リサーチアナリストやプロダクトマネージャー(商品企画・マーケティング)など、運用に直接携わるフロントポジションと、運用戦略を投資家に橋渡しするプロダクト系ポジションの両面で登用実績があります。フィデリティの特徴として、社員の定着率が高く、長期的なキャリア形成を支援する文化があるため、「腰を据えて専門性を磨きたいMBA人材」にとっては理想的な職場環境と言えるでしょう。
(4) ピムコ(PIMCO)
PIMCOは、債券運用において世界的に圧倒的なプレゼンスを持つ米系アセットマネジメントで、債券ファンドの設計・運用における知見と実績では業界トップクラスとされています。日本法人も長年にわたり機関投資家向けビジネスを展開しており、グローバルな運用力を背景に、ローカルクライアントへの高付加価値な提案を行っています。
MBA人材の採用には非常に前向きで、毎年実施されているMBAサマーインターンシップは代表的な採用ルートです。プログラムは10週間にわたり実施され、初週にグローバル共通の研修を受けた後、各自の配属部署にて実務に取り組みます。「クレジットリサーチ・サマーアナリスト」や「アカウントマネージャー(営業)・サマーアソシエイト」としての実践的なプロジェクトを通じて、運用判断や顧客提案の現場をリアルに体感することができます。
PIMCOのインターンは単なる体験プログラムではなく、本採用につながる選抜プロセスとして位置づけられており、インターン終了後のパフォーマンス評価によって、フルタイムオファーが提示される確率も高いのが特徴です。特にPIMCOは「人材の質」を最重要視するカルチャーを持っており、MBA人材に対しても知的好奇心・論理性・マーケット感覚を兼ね備えたプロフェッショナル像を求めています。そのため、運用・クレジット(債券)分析・顧客対応いずれのキャリアを目指すにしても、戦略的な準備と本気の姿勢で臨むべき一社だといえるでしょう。
(5) モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント(MSIM)
MSIMは、米系証券大手モルガン・スタンレーのアセットマネジメント部門であり、株式・債券・オルタナティブ投資まで幅広い運用戦略を展開しています。日本においても、東京を拠点に機関投資家向けビジネスや戦略的な投資提案を行っており、運用力とブランド力を兼ね備えたプレイヤーとして存在感を放っています。
同社ではMBA取得者やポストコンサル・外銀出身者などを即戦力として中途採用するケースが多く、MBAホルダー向けの選考枠も存在します。特に運用アナリスト職やインスティテューショナルセールス職(機関投資家対応)など、フロントポジションへの採用事例もあります。MSIMの特徴は、運用方針において独立性を尊重するカルチャーがある一方で、親会社であるモルガン・スタンレーのリソースも活用できるという「自律×連携」のバランスにあります。MBA人材にとっては、戦略的視点を活かして投資判断や提案に関われる環境であり、アクティブ運用の醍醐味を感じられる職場と言えるでしょう。
(6) JPモルガン・アセット・マネジメント
JPモルガン・アセット・マネジメントは、世界中の年金基金・政府系ファンド・金融機関に対してソリューションを提供するグローバル運用ハウスです。日本法人では長年にわたり投資信託および投資顧問業務を手がけており、国内の金融機関や年金顧客との関係も強固です。国内外のMBA卒業生を対象としたポジションを定期的に設けており、とりわけ機関投資家向け営業(インスティテューショナルセールス)やファンドアナリスト職において、MBAホルダーの採用実績があります。特に、クライアントのポートフォリオ構築支援や運用戦略の翻訳・提案といった「金融+戦略+コミュニケーション」を必要とする領域において、MBA人材の価値は高く評価されています。
採用スタンスとしては、派手なプロモーションを打ち出すことは少ないですが、中途採用枠での積極的な登用が継続されており、実力とフィット感がマッチすれば早期に裁量を持った仕事を任される傾向にあります。また、グローバルとの連携も強く、英語力や国際経験を活かしやすい環境が整っている点も魅力のひとつです。
(7) アムンディ(Amundi)
アムンディは、フランス・クレディ・アグリコルグループ傘下のヨーロッパ最大手アセットマネジメント会社で、運用資産残高2兆ドル超を誇る世界有数の運用機関です。日本市場でも一定のプレゼンスを有しており、特にESG運用・マルチアセット戦略に強みを持つ点が特徴です。同社は日本法人で中途採用を通じた高度人材の登用を継続的に行っており、MBAホルダーも応募可能なポジションが多く存在します。とりわけ注目すべきは、フランス本社や他の欧州拠点との連携が強く、グローバルに展開されているインターンシップやVIE(海外ボランティア制度)を通じた若手育成機会が豊富であることです。
明確な「MBA採用」は現時点では設けられていないものの、英語・フランス語のバイリンガル能力や国際感覚を持つ人材を高く評価するカルチャーがあり、欧州MBAや日本人グローバル人材にとっては、ポテンシャルベースで門戸が開かれている環境です。日系企業にないヨーロッパ的な運用思想やプロダクト志向に魅力を感じるMBA人材には、非常に面白いキャリアパスとなるでしょう。
(8) UBSアセット・マネジメント
UBSアセット・マネジメントは、スイスを本拠とするUBSグループの資産運用部門として、グローバルに広がる顧客ネットワークと運用戦略を活かした総合運用サービスを提供しています。日本法人では年金基金や機関投資家向けのソリューション提供に加え、投資信託ビジネスやファンド組成業務も展開しており、欧米スタイルの運用体制が根付いています。
UBSでは中途採用を軸にMBAホルダーの登用に積極的であり、特にアナリスト職、インスティテューショナル営業、プロダクトマネジメントといったポジションでMBA卒業者の採用実績があります。グローバルでは「Graduate Talent Program」など若手向けの育成型トラックがあり、それに準ずる形で日本法人でも潜在能力を重視した採用スタンスを取っています。特筆すべきは、近年の日本市場におけるプレゼンス拡大に伴い、日本人バイリンガル人材の採用ニーズが明確に増加している点です。英語と日本語の両方に精通したMBA人材にとっては、グローバルとローカル両面でスキルを発揮できる理想的なポジションが存在しやすい環境となっています。欧州的なカルチャー、運用哲学、ダイバーシティのある組織構造を活かして、長期的に活躍できる可能性が広がっている企業の一つです。
(9) アライアンス・バーンスタイン(AllianceBernstein, AB)
アライアンス・バーンスタイン(AB)は、米国に本拠を置く大手アセットマネジメント会社であり、長期的な企業調査に基づいたアクティブ運用スタイルを強みとする運用哲学を持っています。日本法人においても、投資信託や機関投資家向け運用ビジネスを展開しており、少数精鋭ながら高い運用クオリティを維持している点が特徴です。
採用においては、一般的な新卒採用よりも中途・経験者採用を中心とした人材戦略をとっており、海外MBA取得者の採用実績も複数存在します。特に、リサーチ・アナリスト職では、企業財務の深い理解や業界構造に対する考察力が求められるため、MBAで戦略・会計・ファイナンスを学んだ人材がフィットしやすい分野です。
また、同社では投資運用と営業の架け橋となるクライアント・ポートフォリオ・スペシャリスト(CPS)職も注目されています。このポジションでは、運用戦略をわかりやすく投資家に伝える能力が求められ、英語力と論理的なプレゼンテーション力を兼ね備えたMBA人材に適性があります。少数精鋭の文化ゆえに、入社後すぐに実務の中核を担える機会があるのもABの魅力の一つです。
(10) インベスコ(Invesco)
インベスコは、米国アトランタに本社を構える世界最大級の独立系アセットマネジメントであり、バランスの取れたグローバル運用力と地域特化の戦略を両立させる柔軟性に定評があります。日本法人では、主に投資信託の運用・販売や機関投資家向けビジネスを展開し、幅広い資産クラスでのプロダクト提供を行っています。
採用は基本的に中途採用中心であり、金融業界経験者やMBAホルダーなどの即戦力人材を対象としたポジションが随時開かれています。特筆すべきは、インベスコがグローバルでMBAリクルートメントを積極展開している点です。世界各地のMBA卒業生を対象にした採用イベントやインターンシップ枠があり、そこで評価された人材は日本法人にアサインされるケースも見られます。
日本国内においても、ファンドマネジメント部門やプロダクト開発部門にてMBA人材の採用実績があり、アクティブ運用からETFビジネスまで、様々な領域での成長機会が存在します。インベスコは比較的フラットな組織文化を持ち、グローバルに通用する「自律性と専門性」を重視する職場であるため、MBA取得後に「実務で裁量を持って活躍したい」と考える人にはフィットする環境です。
※上記企業はいずれも外資アセマネの主要プレイヤーであり、多くがMBA人材の採用実績を持ちます。ただし新卒レベルでの採用枠は限られ、営業・マーケティング系ポジションが中心になる傾向があります。運用アナリストなどフロントオフィス職は即戦力や専門知識が重視されるため、MBA取得前の職務経験やインターン経験がカギとなります。
MBA採用企業の選考フロー詳細
①エントリー時期・方法
外資アセマネが実施するMBA向け採用のエントリーは、一般的にMBA在学1年目の秋から冬にかけてスタートします。この時期は、翌年夏のインターンシップに向けた採用活動が本格化するタイミングであり、採用の枠が比較的多く、競争も激化しやすい時期でもあります。
エントリー方法としては、各社の公式採用サイトから直接応募するルートに加え、在籍MBA校のキャリアセンターを通じた推薦・紹介制度を併用するケースが多く見られます。加えて、ボストンキャリアフォーラムなどのバイリンガル人材向けイベントも重要な採用チャネルの一つです。
たとえばPIMCOでは、サマーインターンを希望するMBA生は、大学のキャリアポータルを通じた応募に加えて、企業の公式サイトからもエントリーする必要があります。このように、「学校ルート」と「企業ルート」の二重エントリー体制を採用している企業が多いため、抜け漏れなく対応することが重要です。応募締切は年末から年始にかけて設定されていることが多く、応募の早さやタイミングも選考通過率に影響を与えることがあります。
②書類選考・筆記試験
応募後は、まずレジュメやカバーレターなどによる書類選考が行われます。ここでは志望動機はもちろん、これまでの職務経験、MBAでの専攻内容、金融知識や定量スキルがしっかり伝わっているかが評価のポイントとなります。特にファンドマネジメントやリサーチ系職種を志望する場合は、財務分析スキルや投資に対する視座の高さ、定量的思考力が強く求められます。
また、企業によっては書類選考と並行して筆記試験やWebテストが課されることもあります。テスト内容は企業ごとに異なりますが、数的処理能力や市場理解度、金融に関する基礎知識(例:債券価格の計算、DCF法の理解、PER/PBRの比較分析など)を問う問題が出題されるケースが一般的です。
さらに、特に運用部門やエクイティリサーチ系のポジションでは、ストックピッチ(個別銘柄の投資提案)を課題として出されることもあります。この場合、バリュエーション(企業価値評価)や財務モデリングを含む詳細な分析が求められ、最終的には投資レポートの形式で提出する必要があります。企業によっては、面接時にそのレポートをもとにプレゼンテーションやQ&Aセッション、次回面接でさらなる深掘りが行われるため、準備の質が合否を大きく左右することになります。
こうした選考を勝ち抜くためには、実務に即した金融知識だけでなく、それを他者に伝えるためのロジカルな構成力とアウトプット力が問われます。したがって、「履歴書を出して終わり」ではなく、ストックピッチや投資レポートの作成を含め、プロのサポートを得ながら戦略的に準備を進めていくことが非常に重要です。
③面接
外資アセマネの選考では、通常複数回の面接が設定されています。プロセスは企業によって若干異なるものの、一般的には10〜15回程度のステップを経て最終合格に至るケースが多く見られます。初期段階では、人事担当者や若手アソシエイト、VPクラスのリサーチアナリストが面接を担当し、応募者の基本的な志望動機や経歴、業界理解を確認します。その後、進捗に応じて、ファンドマネージャーやCIO、役員クラスによる面接が行われるのが通例です。なお、面接の数は外資系投資銀行に比べてやや少なめですが、アセットマネジメント業界ならではの特徴として、人物像や論理的思考、チームとの相性を非常に丁寧に見極める傾向があります。そのため、単に面接回数の多寡にかかわらず、1回ごとの密度や評価基準の厳しさには十分な注意が必要です。
④面接内容
面接で問われる内容は、一般的な志望動機や自己紹介に加えて、職務経歴と金融・投資に関する専門性に関わるディスカッションが中心となります。戦略コンサルティングファームのような構造化されたケース面接が出題されることは稀ですが、それに代わって投資分析のケーススタディやマーケットに関する質疑応答が実施されることが多く見られます。特に運用部門やリサーチ系ポジションを希望する場合、ストックピッチ(株式推奨銘柄のプレゼンテーション)や投資テーマの深掘り質問が出されることはほぼ確実です。
ここで重視されるのは、企業分析や財務モデリングの技術力に加え、それを相手にわかりやすく伝えるコミュニケーション能力と論理構成力です。事前に自身の得意分野や関心業界についてしっかりと市場分析を行い、自分なりの見解を持つことが、面接通過のカギとなります。
⑤インターン
MBA向け採用の多くは、サマーインターンシップを前提とした採用フローを取っています。多くの企業で、6月中旬から8月下旬にかけての約8〜10週間、東京オフィスでの実務経験を積むことができる仕組みが整っています。
たとえばブラックロックでは、8週間の夏季インターンに参加した学生の中から、翌年度の新卒アナリストとして多数の内定者が出ています。ピムコの場合も、初週に集中研修を行い、その後は運用・営業などの現場に配属。インターン終了時には上司やチームからフィードバックを受けたうえで、パフォーマンス次第で本採用オファーが提示されるという流れです。
一方で、インターンを実施しない企業や、インターン参加が必須条件ではない企業でも、選考中にケーススタディやプロジェクト提案を求める課題選考が課されることがあります。これは短期間で実務適性やチームフィットを判断するための手段であり、インターンなしでもフルタイム採用の道が残されていることを意味します。
その他
外資アセマネの採用選考では、日本語と英語の両方でのコミュニケーション能力が重視されます。特に日本市場を担当するポジションでは、クライアントとのやり取りやレポート作成において高い日本語力が求められる一方で、グローバルチームとの連携や社内会議は英語が基本となるため、日英バイリンガルとしての実務対応力が選考の合否を左右する要素となります。また、応募時点で勤務地の希望(たとえば東京勤務)を確認されるケースも一般的です。海外のポジションに応募する場合はビザ要件や現地の言語能力も加味されるため、キャリアプランの明確化とともに、勤務地への柔軟性や理由づけが求められます。
総じて、外資アセマネにおけるMBA採用は、即戦力に近い人材を見極める中途採用的な選考構造となっています。そのため、単に学歴やブランドではなく、候補者の「実務適性」「市場理解」「論理性」さらには「カルチャーフィット」が丁寧に評価される傾向にあります。MBA在学中にいかにアセットマネジメント業界への理解を深め、自分なりの投資観やキャリアビジョンを言語化しておくかが、選考突破の鍵を握ると言えるでしょう。
ポストMBAは外資アセマネがチャンス!その理由とは?
①競争率が相対的に低い(ブルーオーシャン)
外資アセマネ業界は、MBA取得者にとって意外にも「競争率の低いブルーオーシャン」と言えます。というのも、多くのMBAホルダーは卒業後の進路として、依然として外資系投資銀行(IBD)や戦略コンサルティングファームを志望する傾向が強く、「とりあえずIBかコンサルに行く」という空気感がMBA界隈では今なお根強く存在しています。
そのため、アセットマネジメント業界は優秀な人材であっても見過ごされがちな領域となっており、志望者が相対的に少ない分、狙い目と言えます。実際、ブラックロックやPIMCOなどはMBA採用枠を明確に用意し、年収水準も高く、かつ専門性を伸ばせるポジションを提示しているにもかかわらず、応募者数は他業界に比べて圧倒的に少ない状況が続いています。
このように、「他人があまり注目していないが、実は条件も将来性も良い」業界に、MBAで身につけた知見を活かして飛び込むことで、比較的少ない競争相手の中で高いポジションを狙えるチャンスが広がっているのです。ただ、選考が簡単というわけではないので徹底的に準備した上で選考を受けることが重要です。
②海外MBA人材のニーズ増加
現在、外資系アセマネの日本拠点では海外MBAを取得した日本人バイリンガル人材の採用ニーズがかつてないほど高まっています。その背景には、日本市場の重要性が増していることに加え、海外MBAのような高度な経営・ビジネススキルと金融への知見を持った人材を確保したい、という思惑があります。
たとえば、グローバル本社との連携や資料作成を英語で行う必要がある一方で、国内の機関投資家や金融機関と信頼関係を築くには高度な日本語力が求められます。この「両方の言語・文化に対応できる人材」という要件を満たせる人は非常に限られており、MBAを通じてグローバル経験や語学力を獲得した日本人は、まさに希少な人材として重宝されるのです。結果として、アセットマネジメント業界では、語学力と国際視点を備えた日本人MBAホルダーに対して、ポジションを柔軟に用意し、積極的に登用する動きが広がっています。
③中途採用ニーズ
アセットマネジメント業界は伝統的に中途採用が中心の業界であり、新卒からフロントオフィス(運用・リサーチなど)に配属されることは極めて稀です。この構造があるため、一般的なキャリアでは「一度どこかの金融機関で経験を積んでから移る」という流れになりがちです。
しかし、MBAを経由することで、この「経験者しか入れない」という壁を一気に突破するチャンスが得られます。実際に、多くの外資アセマネ企業では、MBA取得者をポテンシャル採用枠としてアソシエイトやVPレベルで受け入れる体制を整えており、金融未経験者でも十分にチャンスがあります。特に、MBAで培った地頭の良さ、グローバルな視野、戦略的思考力などは、運用判断やクライアント対応に直結するスキルとして高く評価されるため、未経験であってもスムーズに業界へ飛び込めるのがこの業界の特徴です。まさに、MBA取得が業界のハードルを越えるための「パス」になる、非常に効率的なルートと言えるでしょう。
④長期キャリアの魅力(ワークライフバランス・安定した成長)
外資アセマネ業界は、高収入と安定した働き方の両立が可能な数少ない金融業界の一つです。たとえば、多くの企業では夕方7時にはほとんどの社員が退社しており、投資銀行(IBD)のような深夜残業や土日出勤とは一線を画した、無理のない労働環境が整っています。
それでいて、報酬水準は非常に高く、30代で年収2,000万円超は十分に狙える領域であり、部長クラスともなれば3,000万円超の年収も現実的な水準となります。また、短期的な成果プレッシャーに追われるのではなく、中長期的なリターンに責任を持つ立場であることから、比較的安定した雇用環境が保たれている点も大きな魅力です。
こうした環境は、家庭や子育てとの両立を視野に入れたい人や、専門性を高めながら長期的にキャリアを築きたいと考えるMBA取得者にとって、非常に理想的な選択肢となっています。ハードワーク一辺倒ではなく、高い報酬とライフバランスを同時に追求できる「まったり高給」な環境こそが、外資アセマネ最大の強みと言えるでしょう。
⑤業界拡大と人材世代交代による需要
資産運用業界全体は現在、世界的にも日本国内においても明確な拡大フェーズにあります。特に日本市場では、個人の資産形成への関心の高まりや新NISAの拡充などを背景に、投資への需要が急速に拡大。これに呼応するかたちで、外資アセマネも日本拠点の拡充や顧客基盤の拡大を進めており、人材採用のニーズが高まっている状況です。
さらに、もう一つの大きな構造変化として、業界内での世代交代の波が挙げられます。特にフロントだけでなく、ミドル・バックオフィスにおける人材の高齢化と人材不足が進んでおり、次世代を担う人材の採用・育成が急務となっています。こうした文脈のなかで、MBAで戦略・財務・マーケットを学び、国際感覚と実務的視点を兼ね備えた人材は、将来の幹部候補として極めて重宝される存在です。単なる実務者ではなく、「考えて動かせるプロフェッショナル」が求められており、MBA取得者にはまさにうってつけのポジションが多く用意されています。
以上のように、MBA卒業後に外資アセマネ業界に進むことは、「人材需要は高く、長期的に稼げる」という点で、非常に戦略的なキャリア選択肢であると言えます。MBAで培った金融知識、グローバルな視点、そして人脈や分析力を武器に、外資アセマネ業界で、安定性と年収を両立したキャリアを築いていく、という選択肢もあることをぜひ知っていただきたいと思います。
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