【シンガポールMBA特集】INSEAD・NUS・SMU・南洋理工大学を徹底比較!ランキング・学費・奨学金・就職・年収・合格戦略まとめ


こんにちは、アルファアドバイザーズ代表のTJです!
近年、シンガポールのMBAプログラムが大きな注目を集めています。特にこんな方々からのご相談が増えています:

・「アジアでビジネスを学び、働きたい」
・「学費を抑えつつ、質の高い教育を受けたい」
・「現地での就職やキャリアチェンジを狙いたい」
・「子どもの教育も見据えて、シンガポール移住を考えている」

などなど、シンガポールMBAに関する関心と需要はここ最近で一気に高まってきています

アルファアドバイザーズでは、これまでに複数回にわたってシンガポールMBA・大学院キャンパスビジットを実施しており、INSEAD・NUS・NTU・SMU各校との強固なネットワークを築いてきました。実際に複数名の合格者を輩出しており、アドミッションとの面談機会の提供や、最新の選考情報の共有も日常的に行っています

シンガポールMBAにご興味のある方は、ぜひお気軽にアルファの無料相談をご利用ください!

さて今回は、そんなシンガポールの代表的な4校、INSEAD、NUS、NTU、SMUのMBAプログラムについて、

・プログラムの特徴
・入学要件
・カリキュラム構成
・就職実績
・学費と奨学金
・ランキングや校友ネットワークの違い

など、気になるポイントを徹底比較してご紹介します。MBAに関心がある方、アジアでのキャリアを検討している方は、ぜひ最後までご覧ください!


INSEAD・NUS・NTU・SMUのMBAプログラム比較

1. MBAプログラムの特徴(立地・グローバル・学生構成など)

①INSEAD(インシアード)

INSEADはフランスに本部を置き、シンガポールおよびアブダビにもキャンパスを持つグローバルなビジネススクールです。MBAプログラムは年間約1,000人規模と世界最大級で、学生の国籍は80カ国以上にのぼる非常に国際色豊かな構成です。

・プログラム期間は10か月の短期集中型
・入学は毎年1月と8月の年2回
・キャンパス間の移動が柔軟で、フランス校とシンガポール校を自由に行き来可能
・卒業生ネットワークはMBA卒業生だけで3万人以上、全体では6万人超
Financial Times 2023年MBAランキングで世界2位
・特にコンサルティング業界で高い評価と実績


②NUS(シンガポール国立大学)

NUSはシンガポール最古の名門総合大学で、アジアを代表するビジネススクールの一つです。キャンパスはシンガポール西部・ケントリッジ地区にあります。

・1クラスあたり約100〜120名
・学生の出身国は20カ国以上
平均年齢約29歳/平均職務経験6年程度
グローバルとアジアの視点を融合したカリキュラム
・産学連携や地元企業との結びつきが強い
Financial TimesのMBA世界ランキングで常に上位25位以内
・アジア太平洋地域での評価が高い


③NTU(南洋理工大学)

NTUは理工系に強みを持つ総合大学で、Nanyang Business SchoolがMBAを提供しています。キャンパスは緑豊かな西部のNTU敷地内にあります。

・1クラスあたり約80〜100名、出身国は15カ国前後
平均年齢は28歳前後、平均職務経験は6年前後
・従来の18か月プログラムから12か月の短期型へ再編
・理工系・技術系との親和性が高い
中国をはじめとするアジア市場での知名度が高い
・MBAランキングでは世界トップ40前後
・シンガポール国内ではNUSと並ぶ評価


④SMU(シンガポール経営大学)

SMUは2000年創立の比較的新しい大学で、ビジネスとマネジメントに特化した教育を行っています。キャンパスは都心のビジネス街に位置し、アクセスも抜群です。

・1クラスあたり約60〜80名の少人数制
・出身国は15カ国程度、平均年齢約29歳/平均職務経験5〜7年
少人数ならではのインタラクティブな授業
・ディスカッションやグループワークを通じてソフトスキルを強化
2019年にFinancial Times世界ランキングで43位
・AACSB・EQUIS・AMBAのトリプルクラウン認証を取得済み
・実践的かつ産学連携の強いカリキュラムが特徴


2. 入学要件(GMAT/GREスコア、TOEFL/IELTSスコアなど)

①INSEAD(インシアード)

INSEADでは学士号の取得が前提となっており、GMATまたはGREのスコア提出が必須です。最低スコアは公式には設けられていないものの、言語・数理セクションともに上位25〜30%(目安としてGMAT640点以上)を取得していることが望ましく、実際の合格者の平均GMATスコアは約710点と非常に高水準です。

職務経験は最低2年が条件で、合格者の平均は約6年。また、英語が公用語でない応募者には高い英語力が求められ、TOEFL iBT105点以上IELTS7.5以上が目安とされています。

INSEAD特有の要件として、出願時に英語以外のもう1言語の実用能力を証明する必要があり、さらに卒業までに第三言語を習得することが求められます。これは、グローバルな環境で活躍するうえでのグローバル適応力を重視するINSEADの方針によるものです。


②NUS(シンガポール国立大学)

NUSも学士号取得が必須で、GMATまたはGREの公式スコア提出が必要です。明確な最低点は設定されていませんが、合格者の平均GMATスコアは約670点となっています。職務経験は最低2年、合格者の平均は6年程度。加えて、マネジメント適性やリーダーシップの潜在力も重視される傾向があります。

英語力の証明は、英語以外の言語で学位を取得した応募者に求められ、TOEFL iBT100点以上またはIELTS7.0以上が目安です。

なお、NUSでは入学願書の中で奨学金希望をチェックするだけで奨学金選考に自動エントリーされる仕組みになっており、優秀な志願者には個別に奨学金が授与されることもあります。


③NTU(南洋理工大学)

NTUも学士号取得が条件で、GMATまたはGREスコアの提出が求められます。合格者の平均GMATスコアは約670点で、スコアの下限は設けられていません。職務経験は最低2年、合格者の平均は6年前後で、リーダー経験やグローバル経験なども考慮されます。

英語力の目安としては、TOEFL iBT100点以上またはIELTS6.5以上が必要で、英語圏以外で学位を取得した場合には必須です。NTUでは、学業成績やテストスコアに加えて、多様なバックグラウンドや経験を持つ人材を積極的に受け入れている点が特徴です。


④SMU(シンガポール経営大学)

SMUも学士号の取得が前提で、GMATもしくはGREスコアの提出が必要です。スコアの下限は設けられていませんが、言語・数量スコアが平均以上であると有利とされています。合格者の平均GMATスコアは約660点です。

職務経験は最低2年、参加者の平均は5~6年。評価対象には、リーダーシップの可能性や社会への貢献意欲も含まれます。

英語力に関しては、英語以外で学位を取得した場合にTOEFLまたはIELTSの提出が必要です。明確なスコア基準は公表されていませんが、他校と同程度の水準が求められると考えられます。

SMUでは、人物面での評価にも力を入れており、単なるスコアだけではなく、リーダー経験やグローバルな視野など、多面的な観点から選考が行われています。


3. カリキュラムの特徴(期間・モジュール構成・交換留学制度など)

①INSEAD(インシアード)

INSEADのMBAは、わずか10か月で修了できる短期集中型プログラムとして知られており、世界的にも例の少ないスピーディな学位取得が可能です。特に1月入学の場合は、夏季にインターンシップ期間を組み込むオプションも選択できます。

カリキュラムは5つの学習期間に分かれ、14科目の必修コアと、75科目以上から選べる選択科目で構成されます。必修では会計、金融、組織行動、戦略、マーケティング、統計など、ビジネスの基礎領域を網羅。選択科目では、関心のあるテーマに沿ってコンサルティング、ファイナンス、起業などの分野に特化することもできます。なお、INSEADでは正式な専攻(メジャー)は設けられていません

特筆すべきはマルチキャンパス制度で、フランス(フォンテーヌブロー)とシンガポールの両キャンパスを自由に行き来して履修できるほか、ペンシルベニア大学ウォートン校や中国CEIBSとの交換プログラムも用意されています。例えば、在学中に数週間ウォートン校で学ぶことも可能で、真のグローバル体験が実現できる環境です。

短期でありながらビジネス基礎からグローバル経営スキルまで網羅的に学べる濃密な構成がINSEADの魅力です。


②NUS(シンガポール国立大学)

NUS MBAの標準的なプログラム期間は約17か月(1年半)で、インターンシップや交換留学を行わない場合は最短12か月での修了も可能です。カリキュラムは9科目の必修コア9科目前後の選択科目から構成され、必修では経営戦略、財務、会計、経済、マーケティングなど、ビジネスの基盤を固めます。

選択科目は、以下のような専攻(Specialisation)を選ぶ形で体系的に履修できます:

・Analytics & Operations(ビジネス分析とオペレーション)
・Consulting(コンサルティング)
・Digital Business(デジタルビジネス)
・Innovation & Entrepreneurship(イノベーションと起業)
・Finance(金融)
・Marketing(マーケティング)
・Real Estate(不動産)
・Strategy & Organization(戦略と組織)
・Healthcare Management(ヘルスケア管理)

専攻を定めずに幅広く科目を履修する柔軟なスタイルも可能です。また、NUSの強みの一つが交換留学制度の充実です。世界28カ国・60校以上のビジネススクールと提携しており、希望者は在学中に1学期間パートナー校での学習を体験できます。

さらに、ダブルディグリー制度も豊富で、清華大学、HECパリ、Yale大学などと連携し、2年間でMBAと他大学の修士号を同時取得できるプログラムも複数設けられています。
プログラム後半には、アジアのビジネス環境に焦点を当てた「アジアビジネス研究」や実務プロジェクトに参加する機会もあり、理論と実践の両面をバランス良く学べる点も魅力です。


③NTU(南洋理工大学)

NTUのMBAは12か月間の短期集中プログラムとして提供されています。希望者は18か月まで延長し、交換留学などを追加することも可能です。2020年代に入り、従来の長期プログラムからリニューアルされ、ROI(投資収益)を意識した効率的な設計がなされています。

カリキュラムは9科目の必修コアと、約40科目の中から選ぶ4つの選択科目で構成されています。選択科目数はやや少なめですが、代わりにNTUでは3つの実践型必修(Experiential Core)が大きな特徴です。すなわち、

・リーダーシップモジュール(Leadership)
・海外ビジネススタディ・ミッション(Business Study Mission)
・実務コンサルティングプロジェクト

これらはすべての学生が履修し、実際のビジネス課題に対してリーダーシップと応用力を発揮する訓練となっています。選択科目は以下の6つの専門履修トラックの中から関心のある分野を中心に組み立てることが可能です:

・Banking & Finance(金融)
・Strategy & Innovation(戦略とイノベーション)
・Marketing Management(マーケティング)
・Business Analytics(ビジネス分析)
・Sustainability & Innovation(サステナビリティとイノベーション)
・General Management(ジェネラルマネジメント)

1年という短期間ながら、基礎力と専門性の両立を可能にする設計です。

交換留学については、NTUは国際経営大学連盟(PIM)に加盟しており、世界65校以上のビジネススクールと交換留学協定を結んでいます。ただし、交換留学を希望する場合はプログラムを18か月に延長する必要があります。

また、フランスのESSEC、スイスの聖ガレン大学、日本の早稲田大学とのジョイントプログラムもあり、2校の学位を2年で取得する選択肢も用意されています。授業スタイルはケーススタディやプロジェクトベース中心で、実務重視のカリキュラムです。


④SMU(シンガポール経営大学)

SMUのMBAは標準15か月のフルタイムプログラムで、集中履修により10か月での早期修了も可能です。一方で、ゆとりを持って最大15か月かけて履修するスタイルも選択できます。

カリキュラムは8科目の必修コア最大14科目まで選択可能な選択科目で構成されています。コアには企業財務、戦略経営、リーダーシップ、会計、経済、マーケティングなどが含まれ、ビジネスの主要領域を幅広く網羅しています。

選択科目は約30科目から選ぶ形式で、他校と比べると数は少なめですが、少人数制のディスカッション重視型授業が展開され、深い学びが可能です。SMUのユニークな点として、特定業界にフォーカスした履修モデルが推奨されており、以下のような分野に関する科目群を組み合わせて学ぶことができます:

・ファミリービジネス&起業
・金融
・エネルギー
・テクノロジー

交換留学制度も設けられていますが、提携校は5か国・5校のみとやや限定的です。その代替として、短期の海外スタディプログラムやグローバルプロジェクト参加によって海外経験を補う仕組みがあります。

また、ケースメソッドと対話型学習に重点が置かれており、実務経験豊富な教員による実践的な授業が多いのもSMUの特徴です。希望者はコア科目修了後にインターンシップを行うこともでき、最大15か月の延長が可能です。

都心に立地するキャンパスの利点を活かし、近隣企業と連携したプロジェクトベースの課題にも取り組める点が、都市型ビジネススクールとしての強みとなっています。


4. 主な就職先・就職実績(業界・企業名・就職サポート体制)

①INSEAD(インシアード)

INSEADでは、卒業後3か月以内に約94%の学生が少なくとも1件の内定を獲得しています。就職先は世界63か国に及び、約半数がヨーロッパ、25%がアジア太平洋、12%が中東・アフリカ、9%が北米と、まさにグローバルな配置となっています。

業界別では、コンサルティングが約53%と圧倒的なシェアを誇り、マッキンゼー、ベイン、BCGの三大コンサルが主要な採用企業です。これに続いてテクノロジー(22%)金融サービス(12%)と続きます。この実績からわかるように、INSEADはコンサルスクールとして有名です。

卒業後の平均年収は約€111,400(約1,782万円)と高く、起業やマネジメント職に進む卒業生も少なくありません。INSEAD Career Development Centre(CDC)による支援体制も非常に充実しており、企業説明会、模擬面接、メンタープログラムなどを通じて、学生は世界中の求人機会にアクセスできます。


②NUS(シンガポール国立大学)

NUS MBA卒業生の93%が卒業後3か月以内に就職しており、平均年収は約77,000ドル(約861万円)です。主な就職地域はアジア圏で、シンガポール国内外の有力企業に多数の卒業生が進んでいます。

業界ではテクノロジー、金融、コンサルティングが中心で、特に近年はテク業界への進出が目立ちます。就職先としては、Amazon、Google、Microsoft、Alibaba、Grab、Rakutenといったテック企業のほか、コンサル系ではマッキンゼー、BCG、ベイン、デロイト、金融ではシティ、DBS、JPモルガン、HSBCなどが挙げられます。

NUSのキャリア支援組織「BIZCareers」は、キャリアコーチによる個別面談、インターン紹介、ネットワーキングイベントなどを提供。在学中のサマーインターンからフルタイム雇用につながるケースも多く、外国人学生向けの就労ビザ制度も整備されています。


③NTU(南洋理工大学)

NTU MBAの卒業後3か月以内の就職率は約95%と非常に高く、特にシンガポール国内就職の比率が高いのが特徴です。地域別では、東アジア30%、南アジア27%、東南アジア11%、ヨーロッパ7%と幅広く、グローバルに展開しています。

主な就職業界は、金融(約19%)、テクノロジー(約20%)、コンサルティング(約13%)で、他にもヘルスケアやFMCG、製造業への進出も見られます。採用企業例には、Amazon、Apple、Shopee、ByteDance、マイクロソフト、テンセント、ゴールドマン・サックス、渣打銀行、シティバンク、マッキンゼー、BCG、アクセンチュア、デロイトなどが名を連ねます。

キャリアサポートは350社以上と連携し、年間約1,000件の求人機会を提供。履歴書作成、面接対策ワークショップなどもカリキュラムに組み込まれており、在学中からの企業協賛プロジェクトやネットワーキングによって実践力と人脈を築くことができます。結果として、卒業3年後の給与は入学前比で119%増加と、非常に高い投資対効果が報告されています。


④SMU(シンガポール経営大学)

SMUは小規模ながら就職実績を年々向上させており、卒業6か月以内の就職率は90%に達しています。71%がシンガポール国内で就職しており、その他、フィリピン、中国、日本などアジア各国にも卒業生が進出しています。

業界別では、テクノロジー、金融、製造業がそれぞれ16%でトップを占め、次いでコンサルティング13%、メディア・エンターテインメント13%、消費財・ラグジュアリー8%と、非常に多様な就職先が見られます。製造業やメディア分野への進出が比較的多い点は、SMUのマーケティングやサプライチェーン分野の強みが背景にあります。

採用企業例には、マイクロソフト、グーグル、Amazon、Apple、Schneider Electric、プロクター&ギャンブル、Lazada、三菱UFJ銀行、First Abu Dhabi Bank、シモン・クチャーなどがあり、地域本社や多国籍企業への進路が多くなっています。

キャリア支援は「Dato’ Kho Hui Meng キャリアセンター」が担当し、少人数制を活かした個別サポート、メンター制度、ネットワーキングイベントなどが特徴です。授業の一環として企業とのプロジェクトやコンペティションにも参加可能で、実務経験の少ない学生にもキャリア構築のチャンスが豊富に用意されています。


5. 学費(年間またはプログラム全体のコスト)

①INSEAD(インシアード)

INSEADの学費は約97,000〜98,000ユーロ。10か月のプログラム全体にかかる金額であり、授業料に加え、ケース教材費なども含まれます。為替レートによりますが、日本円では約1,300万円前後です。ただし、短期間でMBAを取得できる点を踏まえると、米欧の2年制MBAと比べてコストパフォーマンスは高いと評価されています。


②NUS(シンガポール国立大学)

NUSのMBA学費は91,190シンガポールドル。17か月のプログラムにかかる全体の授業料総額で、日本円に換算すると約1,000万円強に相当します。NUSは国立の公共大学ですが、MBAでは国籍による学費の差がなく、すべての学生が同一の金額を支払います。また、生活費は月1,200〜3,000シンガポールドル程度が目安とされています。


③NTU(南洋理工大学)

NTUの学費は81,750シンガポールドル(税別)。これに8%のGST(消費税)を加えると、合計約88,290シンガポールドルとなります。日本円ではおおよそ1,015万円程度です。1年制の短期プログラムであることもあり、コストは比較的抑えめで、「シンガポールで最も手頃なトップMBA」とも称されています。生活費の目安は月1,200〜1,500シンガポールドルです。


④SMU(シンガポール経営大学)

SMUの学費は81,750シンガポールドル(GST込み)で、15か月のプログラム全体の費用に該当します。日本円では約940万円程度に相当します。SMUは私立大学であり、他の国立大学(NUS・NTU)に比べて学費はやや高めですが、その分少人数制教育や実践的な指導が受けられるメリットがあります。生活費についての公式情報はありませんが、都心キャンパスという立地上、他校よりやや高め(月1,500シンガポールドル前後)になる可能性があります。


6. 奨学金(種類・条件・申請時期など)

4校のMBAプログラムはいずれも充実した奨学金制度を備えており、学業成績、リーダーシップ経験、経歴の多様性、経済的必要性などに応じて、さまざまな支援が提供されています。それぞれの制度には独自の特徴があります。


①INSEAD(インシアード)

INSEADは150種類以上の奨学金枠を持ち、非常にバリエーション豊富です。出願後に提出する共通の奨学金申請フォームを通じて、経歴・国籍・職歴・経済状況に応じて自動的に最適な奨学金がマッチングされます。

・平均受給額は約21,100ユーロ(約300万円)
・MBA入学生の約30〜40%が何らかの奨学金を獲得
・多くは授業料の一部免除(€10,000〜€25,000)だが、全額支給のフルスカラーも一部存在

奨学金のタイプは、学業優秀者向け(メリットベース)経済的支援が必要な人向け(ニーズベース)多様性促進目的(特定地域・女性等)などに分かれています。申請時期は入学出願後、合格発表の前後で、ラウンドごとに締切が設けられています。


②NUS(シンガポール国立大学)

NUSには15種類以上の奨学金カテゴリーがあり、授業料の一部(10%程度)から全額まで幅広く支給されます。多くは成績優秀者やリーダーシップ経験を持つ志願者、または特定の地域・属性の出身者を対象としています。

代表的な奨学金には:

・NUS MBAエクセレンス奨学金
・アチーバー奨学金
・ASEAN諸国、ラテンアメリカ、アフリカ、中東向け地域奨学金
・ADB(アジア開発銀行)–日本奨学金(外部資金)

選考基準は主に学業成績、試験スコア、リーダーシップ資質。申請方法は出願時に「奨学金希望」のチェックを入れるだけで、自動的に審査対象となります。追加エッセイの提出は不要で、入学合否と同時に奨学金の通知が行われます。


③NTU(南洋理工大学)

NTUでは14種類の奨学金が用意されており、授業料の10〜20%相当の減免が中心です。奨学金のテーマは以下のように多様で、業界経験や多様性に重点が置かれています:

・Women in Business(女性リーダー奨学金)
・Emerging Markets(新興国出身者向け)
・Tech Industry(テクノロジー業界経験者向け) など

応募方法は出願と一体化しており、自動エントリー方式です。選考はGMAT/GREスコア、職務経験、リーダーシップ実績を基に行われ、合格通知と同時に授与の有無が通知されます。フルスカラー(全額免除)は少数に限定されており、より多くの学生に部分奨学金が行き渡るよう設計されています。なお、社費派遣生・政府スポンサー生は対象外となることがあります。


④SMU(シンガポール経営大学)

SMUでは約8種類の奨学金枠が設けられており、授業料の一部(5,000〜25,000シンガポールドル)が給付されます。奨学金の種類には以下のようなものがあります:

・Merit Scholarship(成績優秀者向け)
・Leadership Scholarship(リーダーシップ経験者向け)
・Diversity Scholarship(多様性促進)

奨学金額は授業料の約1/3が上限でありながら、複数の学生が受益できるよう配慮された制度設計となっています。応募は入学出願と同時に行われ、別途の申請書は不要。該当者には合格通知と同時に奨学金オファーが届きます

特筆すべきは、企業や校友による名前付き奨学金が存在し、該当者は卒業式で表彰を受けることもあります。また、成績最優秀者にはMedals & Prizes制度として賞金やメダルが授与されることもあります。応募時期は入学出願の締切と同じであるため、奨学金を狙う場合は早期ラウンドでの出願が有利とされています。


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2025/03/31 12:23:04

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2025/03/31 12:24:40

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