こんにちは、アルファアドバイザーズ代表のTJです。

最近とても増えているのが
「シンガポールでヘッジファンドやアセットマネジメントに転職できますか？」
という20〜40代社会人の方からのご相談です。

海外で働きたい。
できればアジアで、しかも本気で金融のど真ん中に行きたい。
そう考えたときに、いま最も現実的で、かつリターンが大きい選択肢の一つがシンガポールのヘッジファンド・アセマネへの現地就職です。

この記事では、
・なぜ今シンガポールなのか
・なぜヘッジファンド転職が「一部の人だけの世界」ではなくなっているのか
・どんなルートを取れば現実的に届くのか
を、できるだけ構造的に整理してお伝えします。

なぜ今、シンガポールなのか

まず前提として押さえておきたいのは、アジア金融の重心は完全にシンガポールと香港にあるという現実です。金融機関のアジア本社機能は香港やシンガポールに集中しています。

特にシンガポールは
・税制が非常に有利
・政治的に安定している
・英語が公用語
・治安が良く、家族帯同もしやすい
という条件が揃い、ファンド設立と運用の拠点として選ばれ続けている場所です。

年収レンジも、日本基準で考えると別世界です。
3000万円を超える水準は珍しくなく、成果次第で5000万円以上、さらに上を狙える環境も現実に存在します。

日本人にとって、実は相性がいい理由

「英語もネイティブじゃないし、海外は厳しいのでは？」そう感じる方も多いと思います。
ただ、ここで海外就職について整理してみましょう。

アメリカ本土でヘッジファンドを目指す場合、
・アメリカ人
・欧米トップ校出身者
との競争になります。

一方、シンガポールのファンドが求めているのは
・アジア市場を理解している人材
・日本、アジアに強みを持つ人材

です。そのため、アメリカで働くよりも多くのチャンスが巡ってきます。
実際、銀行・証券・コンサル・商社・事業会社の財務・経営企画といったバックグラウンドの日本人が、現地で普通に評価され、採用されているのが現実です。

特に日本・アジア株／アジアのエコノミスト／クオンツに関わるポジションでは、日本人の需要は明確に存在します。

ヘッジファンド転職の王道ルート

結論から言うと、シンガポール現地就職の再現性が最も高いルートは、現地大学院経由です。具体的にはMBA・金融工学修士が中心になります。

代表的な学校としては
・SMU（Singapore Management University）
・NUS（National University of Singapore）
・NTU
・INSEAD

などがあります。

これらの学校は、そのまま採用のハブになっている場所であり、在学中に多くのヘッジファンドとリクルーティングの機会があります。

このように、在学中に
・ファンドが学校に直接リクルーティングに来る
・ネットワーキングイベントが頻繁にある
・フルタイムインターンから本採用につながる

という流れが、普通に機能しています。アルファからも営業出身者や金融未経験の方々が、MBAや金融工学を経由して、シンガポールのアセマネ・ヘッジファンドに入っています。

MBA・大学院出願準備で一番大事なこと

ではMBA・大学院出願に向けて準備していくことになりますが、どのように準備すればいいのでしょうか？よく誤解されますが、MBAや大学院で本当に重要なのは、テストスコアではありません。

それ以上に重要なのは
・これまでのキャリアの整理
・なぜ金融なのか
・なぜアセマネ・ヘッジファンドなのか
・なぜシンガポールなのか
という一貫したストーリーです。

ここが曖昧なままでは、出願も通らないですし、仮に合格してもその先の就活で勝てないという状態になります。だからこそアルファでは、何よりも先にこの長期ゴールを設定することから始めます。

シンガポール・ヘッジファンド就職圧勝へ！

シンガポールでヘッジファンドに入ることは、今はまだ想像もできない高い壁に思えるかもしれません。しかし、それは何も特別なことではないのです。
きちんと準備し、正しいルートを選び、プロの視点でキャリアを設計すれば、現実的な選択肢になります。

もし今、
・このまま日本でキャリアを積み上げていいのか迷っている
・本気で金融の世界で勝負したい
・海外で働く選択肢を真剣に考えたい

そう感じているなら、一度お気軽に、アルファにご相談いただくことから始めましょう。
いきなり留学を決断する必要はありません。まずは今のキャリアの棚卸し、今後の可能性、留学することで見えるキャリア、逆に留学しなかったら今後のキャリアはどうなるのか、などをプロの観点でアドバイスさせていただきます。

MBA・転職・キャリア圧勝はアルファアドバイザーズ個別指導へ。18年の実績、住友商事・シカゴMBA・ゴールドマンIBDを渡り歩いてきた代表TJがいつでも皆様のご相談に乗ります！

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TJプロフィール

TJ：住友商事株式会社（主計部にて本社及び関係会社800社超の予算・決算・業績管理、IR業務に従事。米国住友商事（NY）における研修生として選抜（最年少）住友商事出資の米国電炉事業会社再生等に従事。プロジェクト・ファイナンス部にて、開発途上国におけるインフラストラクチャー・プロジェクト向け大型ファイナンス組成やジュピターテレコム向けファイナンス組成等に従事。欧米MBAプログラム派遣生に選抜）シカゴ大学ビジネススクール(MBA) 留学（ファイナンス、アントレプレナーシップ、オーガニゼーション・マネジメントを専攻）。シカゴ大学日本人会（The University of Chicago Japanese Association）ファウンダー。シカゴ大学ビジネススクール初の「JAPAN TRIP」企画・実行（その後毎年恒例となる）。ゴールドマン・サックス証券株式会社 投資銀行部門 勤務（メディア、消費財等分野における数々のM&Aアドバイザリー、資金調達（IPO含む）サポートに従事。プライベートエクイティ投資及び事業再生サポート業務に従事。）経済同友会 第四回起業塾 塾生(応募200名以上の中から、6名の塾生の一人に選抜。
株式会社エイチ・アイ・エス 澤田 秀雄会長等起業家の方々よりの事業立上指南を頂く）シカゴ大学ビジネススクール卒業生会 プレジデント（2006-2010）ハーバード、スタンフォード等欧米アジアトップMBA、大学院、大学、ボーディングスクール合格者多数輩出。三菱商事、マッキンゼー、ゴールドマン・サックス、ブラックロック、Google、BIG4コンサル／FAS、電通、トヨタ、三菱UFJ銀行、野村證券などトップ企業内定等の指導実績多数。TOEFL、GMAT、IELTS、GREの個別指導も徹底的にやりきる指導に定評あり。ゴールを設計し、ゴールを達成させるために比類ないクオリテイを求めることで高い評価を得ている。TJをアドバイザーにつけたいという依頼が殺到している。