インターナショナルスクールのメリット・デメリットと理数系スキルへの影響

Emi Sakashita
α事務局

【インターナショナルスクールのメリット・デメリットと理数系スキルへの影響】

アルファアカデミー代表の坂下絵美(Emi)です。
女子学院を卒業後、東京大学に現役合格。東京大学大学院薬学系研究科で学び、さらにコロンビア大学教育大学院に進学して心理学や脳科学を探究し、現在はアルファアドバイザーズのCOOとして、ハーバード・スタンフォード・コロンビア大学などの海外大学院・MBA合格、ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレー、三菱商事、三井物産、マッキンゼー、BCG、グーグル、アマゾンへの内定獲得など、幅広くサポートしてまいりました。

私たちアルファアカデミーは、海外やインターナショナルスクールで学ぶ方にも「いいとこ取り」の学習環境を提供しています。英語での授業が中心のインター校にいながら、東大卒の私や東大生講師がガツガツと数学をフォロー。理系の東大生が考案した“計算スキルアップ”プログラムと“数学的思考力”強化メソッドを取り入れ、短期間で圧倒的な実力を身につけられるよう工夫しています。脳科学や認知心理学の見地から「どうやったら人は最速で理解し、思考を深められるか」を研究してきた経験を、ふんだんに盛り込んでいるのが私たちの強みです。

以下では、インターナショナルスクール(以下、インター校)と日本の学校システムの違い、それに伴う理数系スキルの習得状況について、私なりの視点でまとめています。英語力や国際感覚を身につけるメリットは大きい一方で、「理数系は苦手かも…」という悩みを抱えやすい。そんな方々に向けて、私自身が東大・海外大学院・脳科学・教育の観点から見つめ直した「理数系を強化する対策」も解説しました。ぜひ参考され、みなさまの進路相談・勉強相談など、これからの明るい未来のためにいつでも相談ください!

1. インターナショナルスクールと日本の教育システムの違い
科目とカリキュラムの構成
インター校(例:IB〈国際バカロレア〉、米国式など)は6科目を選択し、TOK(Theory of Knowledge)やExtended Essay、CAS(創造・活動・奉仕)といった独自のプログラムを重視します。日本の高校は文部科学省の指導要領に従い、9教科を幅広く学ぶため、短期間に詰め込み型で進むのが特徴。インター校は「選択と集中」で深い学びをめざし、日本は「幅広く高速にカバーする」傾向があります
授業の進め方
日本の学校は教師主導&板書中心で、テストで正解を取ることを重視。インター校ではディスカッションや発表、レポートに重点を置き、数学でも複数の解法を共有するのが当たり前。途中過程にも評価が入り、プロセス重視の考え方が根づいています
教材・ツールの違い
日本の算数・数学は計算力を伸ばすため手計算重視。インター校では電卓や関数電卓、ソフトウェアを早い段階から活用し、「本質的な理解」に時間を割くスタンスが基本です。その結果、日本の生徒は計算が早く、インター校の生徒は分析やツール活用に慣れる、という特徴が出ます
進路と試験
日本では高校3年間が“受験対策”色に染まりがち。一方、インター校では日本の大学受験範囲をすべてカバーしない場合が多いです。ただし海外大学に出願する際は、IBやSATをそのまま活用できる利点があります

インターナショナルスクールの主なメリット

高い英語力と国際感覚
毎日英語で過ごし、多国籍なクラスメイトと学ぶため、卒業時にはネイティブに近い英語力と多文化理解を手に入れられます。海外で活躍したい方、外資系を狙う方には大きな強みです
主体性・思考力の育成
発言や討論、研究課題に力を入れるインター校は、自分で考え・表現する力が抜群に伸びます。探究型の宿題も多いので、批判的思考や創造的な発想が身につきやすい環境です
教員の手厚い指導
少人数制で、個別サポートを受けやすい。弱点や個性を教師がしっかり把握し、一人ひとりに合わせた指導が可能です
柔軟なカリキュラムと多様な学び
アートやスポーツ、コミュニティサービスなど課外活動が豊富。成績だけでなくリーダーシップや人間性を重視する海外式の教育です。才能や興味を伸ばすチャンスも多く、将来的に名門海外大学に進学しやすい環境といえます

インターナショナルスクールの主なデメリット

学費など経済的ハードル
インター校は私立以上に学費がかかり、幼稚園から高校まで通うと総額で数千万円に及ぶこともあります。海外大に進めばさらに費用は増大。家計に大きな負担となるケースも多い反面、以下の注意点をないがしろにしてしまうと、英語はできるんだけど、、、思った未来が得られないという結果になりかねません
理数系科目の学習量の違い
これが私たちが考えるもっとも大きなデメリット、将来におけるDisadvantageです。アルファでは大学生も生徒さんに多数いらっしゃいますが、東大早慶や、日本で中学受験をしていた学生さんと比べ、圧倒的に数学や算数が苦手、という方が多いです。インター校は数学や理科の授業時間が日本の“進学校”より少なく、ペースがゆったり。高度な内容を扱わずに卒業してしまう場合もあり、日本式の受験数学を知らないまま苦手意識を抱くこともあります
日本語力・日本文化の習得不足
英語環境の反面、日本語や日本の歴史・文化を深く学ぶ機会が少なくなりがちです。「漢字が苦手」「敬語をあまり使えない」といったギャップが生まれる可能性があります
日本の受験制度とのミスマッチ
インター校は日本の義務教育課程とは別枠扱いで、公立校へ編入が難しいなどの制約があります。国内大学の一般入試に挑む場合は追加で塾や通信教材を用いるなど、対策が必要です。

2. 数学・理数系スキルが弱くなりやすい原因
インター校出身者は「理数系が弱い」と言われがちですが、背景には教育アプローチの差があります。授業時間と進度の差
日本では文系でも数学に数百時間を費やす場合がありますが、IBのMath SLは約150時間程度、HLでも240時間ほど。演習量が少なくなるため、定着度や計算スピードで差がつきやすいです
教科内容のギャップ
日本の高校数学は図形や確率・組み合わせなど広範囲をカバーしますが、インター校では生徒自身が易しいコースを選択することも可能。その結果、カバー範囲が狭いまま卒業するケースがあります
指導方針の違い(概念重視 vs. 演習重視)
インター校は「概念や応用力」を重視し、レポートやプロジェクトが多い。一方、日本はパターンを大量にこなし「計算スピードと解法暗記」に強いスタイル。この差で計算練習不足になりやすいのです
演習量・反復練習の不足
日本の受験勉強では何百題も解き、得点力を鍛えますが、インター校は競争が少なく、課題以外で問題を解く機会が少なめ。結果、基礎的な数学力が不十分なまま卒業する場合があります
計算道具への依存
関数電卓やソフトウェアをフル活用するため、手計算や暗算のトレーニングをあまりしません。実社会では便利ですが、日本式の「因数分解や筆算を高速で回す」スキルが弱くなりやすい
言語の壁
途中からインター校に編入すると英語力不足で授業が理解しきれず、理数系含め全体的に遅れが出やすいです。

3. 理数系スキルを補うための効果的な学習法・プログラム
弱点は後天的な学習で十分カバー可能。以下のような方法を試してみてください
基礎の徹底と反復練習
計算ミスや基礎概念の抜け漏れを感じるなら、小中レベルから復習。簡単な問題の成功体験で自信を取り戻し、ステップアップしていくと効率が良いです
ステップバイステップで応用力を養う
難しい問題集にいきなり手を出すより、典型問題→標準問題→応用問題と段階的に演習量を増やしていくのが王道。日本式の「習うより慣れろ」も時には役立ちます
上級コースやコンテストへのチャレンジ
IBならMath HL、APならCalculusやStatisticsなど、難度の高いクラスを履修してみる。数学オリンピックやサイエンスフェア、競技プログラミングにも挑戦すると数理力が飛躍的に伸びます
デジタル教材・オンラインリソースの活用
Khan AcademyやCourseraも定番ですが、最近はアルファアカデミーの「算数・数学AI特訓」を使えば、初心者から東大数学合格レベル、SAT満点、さらにはMIT上級クラスにも匹敵する水準まで一気に引き上げることが可能です。AIが苦手部分を正確に解析して必要な練習を最適に提示してくれるため、脳科学的な「効果的な反復」と「抜け漏れのフォローアップ」を同時に実現できます。海外大学入試対策(SAT、ACT)や東大・京大レベルの高度数学も網羅しているので、インター校・帰国子女の「数学苦手」を手堅く克服できる仕組みが整っています。英語でのプレゼンやディスカッションは得意だけど、「日本式の緻密な演習も身につけたい」という方に、とにかくおすすめです

4. 金融・テック企業が求めるスキルとインター校出身者の対策
金融・テック業界で求められる理数系スキル
高度な数学・統計知識
金融工学やリスク管理には微積分・線形代数・確率統計が欠かせません。データサイエンスやAIでは統計モデルを正しく理解し評価する力が要求されます
プログラミング・ITスキル
PythonやR、SQLなどの言語を使いこなしてデータ分析やアルゴリズム開発をする時代。テック企業ではなおさらアルゴリズムやシステム設計力が必須です
数理的思考力と問題解決能力
競技プログラミングや数理モデリングで得られる「抽象化して筋道立てて解く力」はビジネスでも重宝されます
インター校出身者が競争力を高める戦略
学生時代の科目選択・自己学習
IBならMath HL、APならCalculusやCSを選び、競技プログラミングやオンライン講座でコードと数学両方を強化する
大学・大学院で専門スキルを伸ばす
文系でも統計学やコンピューターサイエンスを副専攻にしておく、あるいは大学院で金融工学やAIを専攻してリクルーターの目を引く
資格取得や自主プロジェクト
CFAや証券アナリストなど金融系資格や、プログラミングコンテストの実績づくり。自分で株価モデルを作ってPythonで動かすなど具体的な成果があるとアピール度は大幅アップ
インターンシップやネットワーキング
海外や国内の金融機関・テック企業でインターンし、実務経験と人脈を得る。英語が強みなので、ハッカソンや国際会議にも積極的に参加すると良いです
強みと弱みを分析して戦略化
インター校出身者は英語力と国際感覚が大きなアドバンテージ。その反面、数学力や日本語力にギャップがある場合は早めに補強し、「バイリンガル×データ分析×コミュ力」というレア人材ポジションを確立するのがおすすめです。

【まとめ】
インターナショナルスクール出身者はネイティブ並みの英語力、多文化理解、主体性といった素晴らしい資質を備えています。一方、日本式のカリキュラムに比べて数学や理数系の演習量が不足しがちなので、後から「もう少し計算スピードや受験数学的な解法を身につけておけばよかった…」と感じる場面も多いのが実情です。

ですが、対策はしっかり存在します。必要に応じて日本の教材やオンライン塾、私たちアルファアカデミーのようなAI特訓プログラムを活用し、体系的に理数系の基礎力を底上げすれば、英語力+国際感覚+高い数理スキルを持つ超強力な人材に変身できます。実際、海外の金融・テック企業や外資系コンサルも、こうした人材を非常に欲しがっているのが現状です。

インター校という素晴らしい環境を活かしながら、日本式の強固な基礎学力や計算・演習力も“いいとこ取り”で手に入れて、一歩先のグローバルキャリアをつかみとりましょう。私たちアルファアカデミーは、脳科学や教育の観点も交えながら、一人ひとりに合った最短最速の学習方法をサポートしています。どんなご相談でも気軽に声をかけてくださいね。皆さんの可能性が限界なく広がるよう、全力でサポートいたします!

みなさまとお話できますこと心より楽しみにしております!
ご相談はこちらから!>


アルファアカデミー代表

坂下 絵美(Emi)

2025/03/17 15:30:10
TJ
α事務局

2. 数学・理数系スキルが弱くなりやすい原因
インター校出身者は「理数系が弱い」と言われがちですが、背景には教育アプローチの差があります。

授業時間と進度の差
日本では文系でも数学に数百時間を費やす場合がありますが、IBのMath SLは約150時間程度、HLでも240時間ほど。演習量が少なくなるため、定着度や計算スピードで差がつきやすいです

教科内容のギャップ
日本の高校数学は図形や確率・組み合わせなど広範囲をカバーしますが、インター校では生徒自身が易しいコースを選択することも可能。その結果、カバー範囲が狭いまま卒業するケースがあります

指導方針の違い(概念重視 vs. 演習重視)
インター校は「概念や応用力」を重視し、レポートやプロジェクトが多い。一方、日本はパターンを大量にこなし「計算スピードと解法暗記」に強いスタイル。この差で計算練習不足になりやすいのです

演習量・反復練習の不足
日本の受験勉強では何百題も解き、得点力を鍛えますが、インター校は競争が少なく、課題以外で問題を解く機会が少なめ。結果、基礎的な数学力が不十分なまま卒業する場合があります

計算道具への依存
関数電卓やソフトウェアをフル活用するため、手計算や暗算のトレーニングをあまりしません。実社会では便利ですが、日本式の「因数分解や筆算を高速で回す」スキルが弱くなりやすい

言語の壁
途中からインター校に編入すると英語力不足で授業が理解しきれず、理数系含め全体的に遅れが出やすいです

3. 理数系スキルを補うための効果的な学習法・プログラム
弱点は後天的な学習で十分カバー可能。以下のような方法を試してみてください
基礎の徹底と反復練習
計算ミスや基礎概念の抜け漏れを感じるなら、小中レベルから復習。簡単な問題の成功体験で自信を取り戻し、ステップアップしていくと効率が良いです

ステップバイステップで応用力を養う
難しい問題集にいきなり手を出すより、典型問題→標準問題→応用問題と段階的に演習量を増やしていくのが王道。日本式の「習うより慣れろ」も時には役立ちます

上級コースやコンテストへのチャレンジ
IBならMath HL、APならCalculusやStatisticsなど、難度の高いクラスを履修してみる。数学オリンピックやサイエンスフェア、競技プログラミングにも挑戦すると数理力が飛躍的に伸びます。

デジタル教材・オンラインリソースの活用
Khan AcademyやCourseraも定番ですが、最近はアルファアカデミーのAlpha Genius「算数・数学AI特訓」を使えば、初心者から東大数学合格レベル、SAT満点、さらにはMIT上級クラスにも匹敵する水準まで一気に引き上げることが可能です。AIが苦手部分を正確に解析して必要な練習を最適に提示してくれるため、脳科学的な「効果的な反復」と「抜け漏れのフォローアップ」を同時に実現できます。海外大学入試対策(SAT、ACT)や東大・京大レベルの高度数学も網羅しているので、インター校・帰国子女の「数学苦手」を手堅く克服できる仕組みが整っています。英語でのプレゼンやディスカッションは得意だけど、「日本式の緻密な演習も身につけたい」という方に、とにかくおすすめです。

4. 金融・テック企業が求めるスキルとインター校出身者の対策
金融・テック業界で求められる理数系スキル
- 高度な数学・統計知識
金融工学やリスク管理には微積分・線形代数・確率統計が欠かせません。データサイエンスやAIでは統計モデルを正しく理解し評価する力が要求されます
- プログラミング・ITスキル
PythonやR、SQLなどの言語を使いこなしてデータ分析やアルゴリズム開発をする時代。テック企業ではなおさらアルゴリズムやシステム設計力が必須です
- 数理的思考力と問題解決能力
競技プログラミングや数理モデリングで得られる「抽象化して筋道立てて解く力」はビジネスでも重宝されます
インター校出身者が競争力を高める戦略
- 学生時代の科目選択・自己学習
IBならMath HL、APならCalculusやCSを選び、競技プログラミングやオンライン講座でコードと数学両方を強化する
- 大学・大学院で専門スキルを伸ばす
文系でも統計学やコンピューターサイエンスを副専攻にしておく、あるいは大学院で金融工学やAIを専攻してリクルーターの目を引く
- 資格取得や自主プロジェクト
CFAや証券アナリストなど金融系資格や、プログラミングコンテストの実績づくり。自分で株価モデルを作ってPythonで動かすなど具体的な成果があるとアピール度は大幅アップ
- インターンシップやネットワーキング
海外や国内の金融機関・テック企業でインターンし、実務経験と人脈を得る。英語が強みなので、ハッカソンや国際会議にも積極的に参加すると良いです
- 強みと弱みを分析して戦略化
インター校出身者は英語力と国際感覚が大きなアドバンテージ。その反面、数学力や日本語力にギャップがある場合は早めに補強し、「バイリンガル×データ分析×コミュ力」というレア人材ポジションを確立するのがおすすめです。

2025/03/18 00:36:09
TJ
α事務局

【まとめ】
インターナショナルスクール出身者はネイティブ並みの英語力、多文化理解、主体性といった素晴らしい資質を備えています。一方、日本式のカリキュラムに比べて数学や理数系の演習量が不足しがちなので、後から「もう少し計算スピードや受験数学的な解法を身につけておけばよかった…」と感じる場面も多いのが実情です。

ですが、対策はしっかり存在します。必要に応じて日本の教材やオンライン塾、私たちアルファアカデミーのようなAI特訓プログラムを活用し、体系的に理数系の基礎力を底上げすれば、英語力+国際感覚+高い数理スキルを持つ超強力な人材に変身できます。実際、海外の金融・テック企業や外資系コンサルも、こうした人材を非常に欲しがっているのが現状です。

インター校という素晴らしい環境を活かしながら、日本式の強固な基礎学力や計算・演習力も“いいとこ取り”で手に入れて、一歩先のグローバルキャリアをつかみとりましょう。私たちアルファアカデミーは、脳科学や教育の観点も交えながら、一人ひとりに合った最短最速の学習方法をサポートしています。どんなご相談でも気軽に声をかけてくださいね。皆さんの可能性が限界なく広がるよう、全力でサポートいたします!

みなさまとお話できますこと心より楽しみにしております!
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アルファアカデミー代表

坂下 絵美(Emi)

2025/03/18 00:36:20

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