【IB(国際バカロレア)/Aレベル導入校9選】中学受験で失敗しない!海外大学にも強い国際系中高一貫校の進学実績・入試難易度を徹底解説|お子様の教育・受験もアルファ一択!

こんにちは、アルファアドバイザーズ代表のTJです!

最近、「子どもの教育や進路をどうすればいいのか?」というご相談が急増しています。アルファでは、2歳から60代の社会人まで、あらゆる年齢層のキャリアをご支援しており、高校・大学・大学院・MBA留学はもちろんのこと、受験・就活・転職・起業まで、キャリアのあらゆる面で、長期的な視点でサポートしています。

アルファ最大の特徴が、単なる留学エージェントのように書類添削や英語テスト対策だけにとどまらず、就活やその先のキャリアを見据えた中長期的な視点でアドバイスを行っていることです。「とにかく東大早慶に行かせればいい」「そのために難関中学や高校に合格させればいい」という短期的な発想ではなく、お子様が20代・30代になったときに本当に成功できるキャリアは何か?を見極めたうえで戦略的に教育設計することが、今後ますます重要になってきます。受講生の保護者さんにはこの点を最も喜んでいただいています。

たとえば、アルファでは就活サポートも行っていますが、外資系企業や三菱商事などの総合商社、世界的なグローバル企業に入るには、学歴だけでは通用しません。いわゆる「学歴フィルター」だけでなく、「留学フィルター」が存在しており、東大や早慶の学生であっても留学経験がないだけで選考に落とされてしまうことが頻繁に起こっています。三菱商事内定者曰く、「内定者は全員留学経験者だった」という状況であり、もはや受験で東大早慶を目指す時代は終わったのです。

以上のような状況から、今求められている教育の方向性は、国内の大学を目指すことではなく、はじめから海外大学進学を視野に入れた教育戦略です。個別指導ではこのようなリアルな情報を皆さんにお伝えしています。中学・高校の段階から、就活まで見据えた進学設計ができることが、アルファが保護者の皆さまに選ばれている最大の理由です。

こうした背景もあり、近年は「早い段階からグローバル教育を受けさせたい」というご相談が非常に多くなっています。今回はそのようなご要望にお応えし、IB(国際バカロレア)やケンブリッジAレベルを導入している国際系中高一貫校について、カリキュラム・入試内容・進学実績などを解説いたします。今回は首都圏の学校が中心ですが、お住まいの地域やお子様の特性によって選ぶべき学校は異なりますので、ぜひアルファの無料相談で、皆さまのご状況をお聞かせください!今すぐご相談いただければ、お子様の未来に最適な進路と戦略をご提案させていただきます!

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IB・Aレベル導入国際系中高一貫校の徹底調査

IBディプロマプログラム(IBDP)とケンブリッジAレベルの違い

カリキュラムの構造と科目数

IBDPでは高校最終2年間で原則6科目を履修し、言語・社会・理数・数学・芸術の各分野からバランスよく選択します。一方、Aレベルでは通常3科目(ASレベルでは4科目)を選び、集中的に学習するスタイルで、必修科目はありません。

・IBは全科目型(バランス重視)
・Aレベルは専門特化型(深掘り重視)

例えば「理数系は得意だが語学が苦手」という場合、IBでは苦手科目も履修せざるを得ませんが、Aレベルなら得意分野に集中することが可能です。その分、IBの方が科目数が多く、学習負担も大きい一方、Aレベルは高校段階から深い専門性を培えるメリットがあります。

評価方法と大学入学資格

IBDPは各科目7点満点×6科目に加え、課題論文などを含めて満点45点で評価され、内部評価と外部試験で成績が決まります。一方、Aレベルは各科目ごとにA*~Eで評価され、統一試験の結果がそのまま反映されます。

・IBは2年間の包括的プログラム
・Aレベルは科目別の資格試験に近い

IBには知の理論(TOK)課題論文(EE)創造・活動・奉仕(CAS)などのコア課題があり、探究力や人間性の評価も含まれます。一方、Aレベルにはこうした共通課題はなく、選んだ各科目の試験結果が評価対象となります。ただし、Aレベル取得者にも大学出願時に課外活動や推薦状を求められるケースはあります。

生徒の適性

IBは文武両道で全教科にバランスよく取り組めるオールラウンダー型の生徒に適しています。日本の大学受験でいう「国公立型」のイメージです。

一方、Aレベルは得意分野を持つスペシャリスト型の生徒に向いています。興味のある分野を深掘りできるため、得意・不得意がはっきりしているタイプにとっては取り組みやすい制度です。

・IBは自己管理力・探究力・表現力が問われる
・Aレベルは学力に集中できる反面、教養や課外活動は本人次第

IBは課外活動や論文なども成績に影響するため、全体として「自ら考え学ぶ力」が求められる教育です。Aレベルは試験対策に集中しやすく、シンプルな学び方が合う生徒には効果的です。

評価の国際的な活用

IB・Aレベルともに、世界中の大学で入学資格として認められています。たとえばイギリスの大学では、IBスコアは「○点以上」、Aレベルは「A*AA」などのように提示されます。アメリカの大学では、IB・Aレベルのいずれも出願資格として認められますが、IB取得者には単位認定や奨学金の面で有利になる場合もあります。

・IBは45点満点のスコア型
・Aレベルは3~4科目の成績重視型

日本の大学でも、IBスコアを使ったAO入試・帰国生入試などの制度が増えており、Aレベルも国際資格として評価されるケースがあります。ただし、日本の大学の一般入試とは形式が異なるため、国内受験との両立を見据えた戦略も重要です。


IB導入国際系中高一貫校

IBディプロマプログラム(DP)を導入している中高一貫校をピックアップします。いずれも中学受験で入学可能な「一条校」(日本の教育法に基づく正式な学校)であり、インターナショナルスクールは除外しています。各校の設立背景やコース概要、カリキュラムの特徴、入試難易度、進学実績について順に解説します。

1. 広尾学園 中学校・高等学校(東京都・共学)

◯基本情報・設立背景:
広尾学園は東京・広尾に位置する中高一貫校で、もともとは順心女子学園という女子校でしたが、2007年に共学化し、以後急速に難関校化を遂げています。医進・インターナショナル・大学連携など多彩なコースを設け、グローバル教育に力を入れてきました。IBディプロマプログラム(DP)は2018年に認定を受け、高校課程でインターナショナルコースの生徒を対象に提供されています。中学段階では探究型学習やイマージョン授業で英語力を育成し、高校から希望者がIBコースへ進む体制です。現在では都内有数のグローバル教育校として広く知られています。

◯カリキュラムの特徴:
・インターナショナルコースでは、中学から主要教科を英語で学ぶ授業が多く導入されています。
・高校では、英語A・日本語A、数学、理科2科目などのIBDP科目を履修。
・DPは基本的に英語で実施されますが、一部科目で日本語対応も可能です。
・IB以外のコースでも英語教育に注力しており、全校的にCEFR B2〜C1レベルの英語力習得を目指します。
・国内大学受験との両立も考慮されており、医進コースでは理数系の先取り教育も充実しています。

◯入試内容・難易度:
・広尾学園の中学入試は難関レベルに位置付けられており、偏差値はコースにもよりますが60台中盤が目安です。
・一般入試のほかに、英語資格保有者向けの「インターナショナル入試」も設けられています。
・帰国生入試においても、高い英語力と基礎学力が求められます。
・高校からの編入は基本的に帰国生枠に限られており、IB希望者には英語エッセイやインタビューなどの選抜があります。

◯進学実績:
・2024年度は約206名が海外大学に合格しており、国内トップクラスの実績を誇ります。
・主な進学先には、コロンビア大学、カーネギーメロン大学、ブラウン大学などのアイビーリーグをはじめとする世界的な名門大学が含まれます。
・国内大学への進学実績も高く、東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学、医学部などにも多数の合格者を輩出。
・IBコースからも海外名門大学への進学者が多く、2024年には複数のIB生が米国トップ大学に合格しています。
・帰国生・IB生向けの進路指導体制も充実しており、海外大学出願に必要な推薦状やエッセイ作成を丁寧にサポートしています。


2. 三田国際学園 中学校・高等学校(東京都・共学)

◯基本情報・設立背景:
三田国際学園は東京都世田谷区に所在し、2014年に「戸板中高女子校」から校名変更・共学化して誕生した中高一貫校です(前身は1906年創立の伝統校)。「Think & Act」を教育理念に掲げ、ICT活用やアクティブラーニングなど、先進的な教育手法を積極的に導入し注目を集めています。

また、西オーストラリア州教育省と提携したDual Diploma Program(DDP)を日本で先駆けて導入し、高校在学中に日本の高校卒業資格とオーストラリアの高校卒業資格を同時に取得できるという、ユニークなカリキュラムを展開しています。さらに2017年にはIBディプロマプログラム(DP)の認定を受け、高校2年からの2年間でIBカリキュラムを履修することが可能になりました。帰国生や海外大学進学を目指す生徒に非常に人気のある新興グローバル校です。

◯カリキュラムの特徴:
・中学では、一般クラスと英語帰国生を対象としたインターナショナルクラスに分かれており、双方でタブレットを活用した双方向授業や探究学習が活発に行われています。
・高校では、文理コースに加えてインターナショナルコース(IC)を設置。ICの生徒は、英語で高度な授業を受けつつ、DDPやIBDPのいずれかを選択して挑戦できます。
・IBでは英語での授業・課題提出が基本で、生物や経済など多彩な科目から選択が可能です。
・英語以外にも第二外国語の履修が必須となっており、国際社会で通用する語学力を総合的に育成するカリキュラムとなっています。

◯入試内容・難易度:
・中学入試の偏差値は約55〜60程度で、広尾学園などに次ぐ中堅上位レベルに位置しています。
・入試方式は、一般的な4教科型に加えて、英語エッセイを含むインターナショナル入試も実施。
・帰国生枠では、英語エッセイ・算数・面接を中心とした選考が行われます。探究活動への適性を見るため、グループディスカッションが課されることもあります。
・高校からの編入は帰国生または特定条件を満たした者のみで、一定の英語力(英検やTOEFLなどのスコア)が求められる場合があります。ICTリテラシーも面接で確認されることがあります。

◯進学実績:
・共学化からの年数は浅いものの、すでに多くの海外大学合格者を輩出しています。
・2014年の共学化以降、直近4年間(2021〜2024年)で海外大学合格者数は延べ302名。年平均70〜80名ペースで増加しています。
・主な進学先は、トロント大学、ブリティッシュコロンビア大学(UBC)、シドニー大学など、英語圏の名門大学が多数。
・東大や早慶など国内の難関大学との併願も可能な体制が整っており、ICコースからの海外進学率が特に高くなっています。
・在学中にTOEFLで100点超を達成する生徒も珍しくなく、学内には海外大学進学専門のカレッジカウンセラーが常駐
・出願書類の指導やSAT受験支援なども行われており、2023年度には東京大学合格者も輩出するなど、国内進学実績も年々向上しています。


3. 開智日本橋学園 中学校・高等学校(東京都・共学)

◯基本情報・設立背景:
開智日本橋学園は、2018年に東京・日本橋に開校した私立の中高一貫校です。埼玉の進学校として知られる開智学園の系列校であり、創立時から国際バカロレア(IB)認定校としてスタートしました。

校訓は「世界中の人々や文化を理解・尊重し、平和で豊かな国際社会に貢献できるリーダーの育成」であり、IBの理念と深く結びついた教育を掲げています。中学1年から高校1年までMYP(中等教育プログラム)、高校2年から3年にかけてDP(ディプロマプログラム)を導入している、国内でも数少ない完全一貫IB校です。都心からのアクセスの良さもあり、帰国生やグローバル志向の高い家庭から注目を集めています。

◯カリキュラムの特徴:
・6年間を通してIBの教育理念に沿った探究型・協働型のカリキュラムを実施。
・中学〜高1ではMYPとして、国語・数学・科学など各教科でテーマ研究やプレゼンを重視した授業を展開。
・高2からは希望者全員がDP課程に進み、英語や理数系科目を含む6科目+TOK・課題論文(EE)・CASといったIBコアに取り組みます。
・授業は一部がバイリンガル(二言語)形式で行われており、日本語と英語を組み合わせた世界標準の教育と、国内文理融合型の教育の両立を実現しています。
・特に英語教育が強化されており、卒業までに全員が英検準1級以上の英語力を習得することを目指しています。
ハーバード大学奨学金制度など、海外大学進学希望者に対する経済的支援も整えられています。

◯入試内容・難易度:
・中学入試の偏差値は四谷大塚基準で57前後と、都内共学校の中でも難関寄りの位置づけです。
・一般入試のほか、グローバル入試(英語エッセイやプレゼンテーション等を課す)も実施されています。
・思考力・表現力を問う出題が多く、IB校らしい選抜スタイルとなっています。
・成績優秀者には特待生制度が用意されており、授業料の減免措置が受けられる仕組みです。
・帰国生入試では、英語エッセイ+算数・国語(または日本語作文)が課され、海外滞在経験などに応じた柔軟な評価がなされています。
・高校からの募集は行っておらず、完全中高一貫制となっているため、中学入試が唯一の入学ルートです。

◯進学実績:
・初の卒業生を輩出したのは2024年ですが、早くも注目すべき成果が現れています。
2024年度卒業生の海外大学合格者は34名。ケンブリッジ大学やUCLAといった名門大学への合格者も含まれています。
・少人数制できめ細やかな進路指導が特徴で、生徒一人ひとりに対しTOEFL・IELTSなどの語学試験や出願準備を丁寧にサポート。多くの生徒が高スコアを取得しています。
・国内大学についても、東京外国語大学や早稲田大学などへの合格実績があり、IBで培った論理的思考力を武器に、AO入試や推薦入試で強さを発揮しています。
海外大学進学専任スタッフが常駐しており、個別相談・エッセイ指導・推薦状作成まで一貫したサポート体制が整っています。


4. Tamagawa Academy(玉川学園)中学部・高等部(東京都・共学)

◯基本情報・設立背景:
玉川学園は東京都町田市に広大なキャンパスを構える、幼稚園から大学までを擁する総合学園です。1929年に小原國芳により創立され、「全人教育」の理念のもと、自主性と個性を尊重する教育を展開してきました。国際教育にも早くから力を入れており、2007年にIBディプロマプログラム(DP)を導入。中高一貫の「IBクラス」を設置し、帰国生だけでなく一般生も対象に、グローバルリーダー育成を目指すコースを運営しています。伝統校でありながら、教育改革にも積極的であり、IBと学園の教育方針「自学自律」「個性尊重」を融合したカリキュラムが展開されています。

◯カリキュラムの特徴:
・中学部では「普通クラス」と「IB準備クラス」に分かれています。
・中学3年からMYP相当のプログラムを導入し、高校1年までは国内カリキュラムとIBプレ課程を並行して学習。
・高校2年から本格的にDP(ディプロマプログラム)が始まり、英語や数学、理科、人文など6科目と、TOK・課題論文・CASに取り組みます。
・授業はネイティブ教員と日本人教員のチームティーチングで行われ、歴史や科学などを英語で学ぶイマージョン授業も実施。
・「全人教育」の理念に基づき、芸術活動や自然体験も重視。IBのCAS活動として、農場でのフィールドワークや社会奉仕など、独自性あるプログラムが充実。
・学園内にある玉川大学のリソースを活用し、高校生の段階から大学研究施設で探究活動を行うことも可能です。

◯入試内容・難易度:
・中学部の入試では、一般の4科型に加えて思考力入試英語エッセイ入試など多様な方式が用意されています。
・偏差値は50台前半〜中盤程度ですが、IB志望者や帰国生には英語力が重視されます。
・帰国生入試では、英語エッセイ・面接・国語(または日本語作文)が課され、海外在住歴に応じた配慮がされることもあります。
・高校からの外部募集はほとんどなく、中学からの内部進学者でIBクラスを編成しています。
・IBクラス進学には中3終了時点での成績・適性をもとにした内部選考がありますが、希望者には参加の機会が基本的に提供されています。

◯進学実績:
・長年にわたるIB教育の積み重ねにより、海外大学進学実績も安定しています。
・近年では、カリフォルニア大学バークレー校ロンドン大学(UCL)など世界ランキング上位の大学に合格者を輩出。
・毎年20名前後が海外大学に進学し、特にリベラルアーツカレッジ(LAC)への進学が多いのが特徴です。
・国内大学では、ICU(国際基督教大学)や早慶上智といった、英語力や国際教養を重視する大学への進学が目立ちます。
・玉川学園は大学進学のみならず、人間教育を重視したキャリア形成に力を入れており、卒業後は海外企業や国際的な職業に就く卒業生も多く見られます。
・保護者向けの海外大学進学説明会や奨学金情報セミナーも積極的に開催しており、安心してグローバル進学に挑戦できる環境が整っています。


5. 昌平中学校・高等学校(埼玉県・共学)

◯基本情報・設立背景:
昌平中学・高等学校は、埼玉県北葛飾郡杉戸町に位置する私立の中高一貫校です。1983年に創立された比較的新しい学校ですが、2017年に埼玉県初のIB認定校(MYP認定)となり、注目を集めました。さらに2019年にはDP認定も取得し、高校課程でIBディプロマの取得が可能となっています。

郊外型の広いキャンパスを活かし、帰国生の受け入れや全寮制コースなど、多様なバックグラウンドの生徒に対応可能な体制を整えています。校風は「自主自律」を重んじつつも、面倒見の良さで評判があり、教育目標には「グローバルリーダーと次世代エンジニアの育成」を掲げています。

◯カリキュラムの特徴:
・中学では、IBを意識した探究型学習と、基礎学力の両立を図るカリキュラムが実施されています。
・中学3年から高校1年にかけては、MYPの枠組みに沿って、教科横断型のプロジェクトやプレゼンテーションを数多く経験します。
・高校2年から希望者はIBDPコースに進み、6科目を英語または日本語で履修。昌平では一部科目を日本語で学べる「デュアルランゲージIB」を採用しています。
・IBコース以外にも文理選抜コースがあり、こちらでも英語教育に力を入れており、IELTSや英検で高得点を狙える環境が整っています。
SDGsをテーマとした探究授業やプレゼンテーションも盛んで、IBコース以外の生徒にとっても国際的視野を養える機会が豊富です。

◯入試内容・難易度:
・中学入試の偏差値は40前後で、首都圏のIB校としては比較的手が届きやすい水準です。
・入試形式には、一般入試に加え、グローバル入試(英語エッセイ・面接)帰国生入試も設けられています。
・帰国生入試では、英語エッセイ・算数(または数学)・面接が実施され、海外在住年数や経験に応じた柔軟な評価が行われます。
・高校からの一般募集は原則ありません(完全中高一貫制)が、海外在住者などには中途編入試験が行われる場合があります。
・学費は私立としては比較的抑えめで、奨学金制度や特待生制度も整っています。

◯進学実績:
・IB導入以降、毎年少人数ながら安定して海外大学への進学実績を出しています。
・2024年度は海外大学合格者32名を記録し、シカゴ大学、ペンシルベニア大学、ブラウン大学など、世界的な名門大学への合格者も輩出しました。
IB取得者以外の一般コース生徒も海外大学に挑戦しており、学内での国際教育が全体に浸透している点が特徴です。
・学費のリーズナブルさもあり、希望者には外部模試や留学系予備校コースの案内など、実務面での支援も提供。学校として生徒の挑戦を幅広く後押ししています。
・国内大学の実績としては、国公立大学や難関私大(特に東京理科大学やMARCH)への進学実績が豊富。
IB一期生から東京大学に合格した実績もあり、IBで培った論理的思考や自己表現力が国内受験にも活かされています。


6. 茗溪学園 中学校・高等学校(茨城県・共学)

◯基本情報・設立背景:
茗溪学園(めいけいがくえん)は、茨城県つくば市にある中高一貫校です。1980年代に筑波研究学園都市の計画の一環として設立され、科学教育と国際教育に注力してきた伝統校です。学校名の「茗溪」は、筑波大学の前身である「茗渓学校」に由来しており、筑波大学との連携や交流も深く続いています。2017年にIBDP認定校となり、現在では国内有数の理数系IB校として高い評価を受けています。

帰国生や外国籍生徒の受け入れにも積極的で、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校にも選ばれています。探究学習に加え、部活動や課外活動にも力を入れており、のびのびとした校風の中で自主性を育む教育を行っています。

◯カリキュラムの特徴:
・中学では、英語・数学で習熟度別クラス編成を実施し、生徒の学力に応じたきめ細やかな指導を実現。
・高校では文系・理系の一般クラスに加え、IBクラスを設置
・IBクラスでは高1からプレIB課程として探究型の課題研究を行い、高2からは正式にIBDP科目の履修を開始。
・理科系志向の生徒が多いため、IBグループ4(理科分野)では物理・化学・生物をすべてHL(Higher Level)で開講するなど、理数教育が極めて充実。
・授業は原則英語で実施されますが、一部科目は日本語の補助を活用。
・一般クラスにも英語選抜クラスがあり、帰国生を中心に英語で歴史や科学を学ぶイマージョン教育が展開されています。
・国際交流にも積極的で、海外提携校との短期交換留学オンライン国際交流プログラムなど、多彩な活動が行われています。

◯入試内容・難易度:
・中学入試の偏差値は、首都圏模試で約60前後と推定され、県内ではトップクラスの難易度です。
・一般入試のほかに、国際生入試(英語エッセイ+国語・算数)も実施されており、帰国生や外国籍生徒の受け入れに積極的です。
・筑波大附属などと併願する受験生も多く、出題内容は思考力や応用力が問われるやや難度の高い設計となっています。
・高校からの募集は若干名のみで、IBクラスに進むには相応の英語力と学力が求められます。
・留学生や編入生も多く在籍しており、学校全体に国際的な雰囲気があります。

◯進学実績:
・国内では従来より、東京大学をはじめとした旧帝大・国立大学・医学部への合格実績が豊富です。
・近年は海外大学進学者も急増しており、2024年度には海外大学合格者75名を記録。
・進学先には、スタンフォード大学、コロンビア大学、インペリアル・カレッジ・ロンドンなど、世界のトップ大学が名を連ねます。
・IB導入以降、探究学習で得た知見をもとに在学中に英語で論文を執筆し、国際的な研究活動に評価を受けて進学する例も増加しています。
・SSH活動で培った研究実績を背景に、国立大学推薦合格を得るケースも多数見られます。
・帰国生や留学生も多く、多様な生徒が互いに刺激を与えながら学んでおり、「国内屈指のグローバル理系校」としての評価を確立しています。


7. 東京学芸大学附属国際中等教育学校(東京都・共学)

◯基本情報・設立背景:
東京学芸大学附属国際中等教育学校(通称:学芸大附属国際またはISS)は、東京都練馬区にある国立の中高一貫校です。2007年に、帰国生教育で知られていた学芸大附属大泉中・高を統合再編する形で誕生しました。

設立当初から「国際社会で活躍できる人材の養成」を教育理念とし、多文化共生や国際教養教育に重点を置いています。日本の国立校として初めて6年間一貫で国際バカロレア(IB)プログラムを導入し、2015年にDP認定を受けたのち、日本語DPプログラムを提供しています。首都圏の国立附属校の中でも帰国子女に特に人気が高い学校です。

◯カリキュラムの特徴:
・中学1年から高校3年まで、一貫してIB的な学びを導入。
・通常の教科授業に加えて、「国際理解」「人間理解」「理数探究」の3本柱からなる独自科目「国際教養」を設置。
・高校1年までは文科省カリキュラムに沿いながらも、探究型の課題や英語・国語によるディベート、理科での実験などを通じてMYP的な要素を取り入れた授業を展開。
・高校2年からは文系・理系の選択に加えてIBディプロマプログラム(DP)がスタート。希望者は日本語と英語を交えて6科目を履修します(同校は日本語DP認定校)。
・共通科目(TOK・CAS・課題論文)は原則日本語で行われますが、課題提出は英語・日本語を使い分ける柔軟な運用がされています。
・少人数制で、教員と生徒の距離が非常に近く、討論・発表の機会が豊富
・「自ら調べ、自ら考える(自調自考)」という校風が、学習の中心に根付いています。

◯入試内容・難易度:
・中学入試には帰国生枠と一般枠があり、帰国生枠では英語エッセイ・作文・面接が課されます。出願には概ね2年以上の海外在留歴が必要です。
・一般枠は、適性検査型の問題(国語的・算数的な内容)に加えて、グループ討論・作文といった総合型の選抜が行われます。
・募集定員は男女計80名程度と少なく、一般枠の倍率は毎年10倍前後に達する非常に狭き門です。
・偏差値換算は難しいものの、都内トップレベルの公立一貫校と同等のレベルとされています。
・高校からの募集はなく、原則として中学からの内部進学のみで構成されています。
・帰国生の比率が高い学年では、新入生の半数以上が帰国子女という年もあります。

◯進学実績:
少人数ながら海外大学への進学実績は非常に高く、2024年度は32名が海外大学に合格
・進学先にはシカゴ大学、ペンシルベニア大学、ブラウン大学などの超難関校も含まれています。
・全校生徒の約3割が海外大学を視野に入れているとされ、海外進学に対するサポート体制が非常に手厚いです。
・専任のカレッジカウンセラーによる個別指導や、卒業生ネットワーク(OB・OG)を活用した情報提供も行われています。
・国内大学では東京大学をはじめとする旧帝大・難関国立大や医学部への合格実績もあり、2023年度には東大合格者数4名で、開成高校と並ぶ実績を出しました。
・IB生は東京外国語大学や早稲田大学国際教養学部など、英語で学べる学部への推薦入試でも結果を出しています。
・国立附属ならではの高い教育水準と教員の質が評価されており、卒業生からも「大学より附属国際での学びが役立った」という声が多数寄せられています。


首都圏のケンブリッジAレベル導入校

次に、首都圏でケンブリッジ国際教育(Aレベル)を導入している中高一貫校を紹介します。IBに比べて導入校は少ないものの、近年新たな国際教育の選択肢として注目を集めている分野です。


8. 芝国際中学校・高等学校(東京都・共学)

◯基本情報・設立背景:
芝国際中学校・高等学校は、東京都港区芝に2023年4月に開校した新しい中高一貫校です。前身は長年女子教育を担ってきた「東京女子学園」で、それを共学化・校名変更する形で誕生しました。

最大の特徴は、Laurus International School of Science(STEAM系インター)との連携による教育体制で、幼稚園から高校までを通じた一貫した国際教育環境の構築を目指しています。また、日本の一条校として初めてケンブリッジ大学国際教育プログラムの認定校となり、Cambridge IGCSE・AS・Aレベルを正式導入した中高一貫校です。

STEAM教育にも力を入れており、近代的なオープンスペース設計の校舎や先端的な設備が話題を集めています。

◯カリキュラムの特徴:
・中学では、英語によるイマージョン授業を中心に、プログラミングや科学的探究も重視したカリキュラムを展開。
・高校では国内課程と並行してCambridge IGCSE科目の履修がスタートし、高校2年以降には希望者がCambridge International AS/A Level科目を選択できます。
・Aレベルでは、数学・物理・化学・経済など、グローバルでニーズの高い科目を中心に開講予定。評価はケンブリッジ国際試験によって外部機関により実施されます。
・英語力の高い生徒には、個別に海外大学進学に直結するカリキュラムが設計されるケースもあり、生徒の将来の志向に応じた柔軟な学びが可能です。
・教室はオープンスペース型配置で、生徒同士がディスカッションや探究活動に自由に取り組める環境が整っています。
・Laurusとの合同プロジェクトや行事も頻繁に行われており、異年齢かつ多文化な交流の機会が日常的に提供されています。

◯入試内容・難易度:
・2023年が初年度の入試だったため、偏差値は確定していませんが、首都圏模試では55前後と推定されています。
・入試区分は、一般(4科)に加え、英語エッセイや適性検査を課すグローバル入試が設定されました。
・選考では、「知識の詰め込みよりも思考力・表現力を重視」した問題構成となっており、新しい時代のリーダーを育てることを意識した選抜方針が掲げられています。
・初年度から注目度が高く、募集定員約135名に対し志願者数がそれを上回るなど、開校早々に人気校となっています。
・高校からの募集は2025年度より本格開始予定で、帰国生や国内生向けにIGCSEレベルの英語力・学力を測る試験が行われる見込みです。

◯進学実績:
・2023年開校のため、卒業生はまだいませんが、高い進学目標を掲げています。
・Aレベル取得者は、日本の高校卒業資格に加え、世界の名門大学への出願資格を得られるため、将来的には英国や米国のトップ大学への直接進学が期待されています。
・学校としても「卒業時にAレベルを取得し、国内外の大学へ進学可能な人材を育てる」ことを明言しています。
・初年度から海外大学進学指導の専門家を招聘しており、在校生と保護者に向けた説明会や、ハーバード大学やケンブリッジ大学OBによる講演会も実施されています。
・今後、IGCSE・Aレベルの実績データが蓄積され次第、公表される予定です。
・国内大学についても、前身の東京女子学園で培った推薦枠を活用しつつ、国公立大学や難関私大への現役合格を目指す体制が整えられています。


9. 上野学園 中学校・高等学校 国際コース(東京都・共学)

◯基本情報・設立背景:
上野学園は、東京都台東区にある私立校で、1904年に上野女学校として創立されました。戦後に共学化し、日本初の音楽科設置校としても知られるなど、音楽教育の名門校として長い歴史を持ちます。

そして、創立120周年を迎える2024年4月に新設されたのが、「国際コース」です。この国際コースは、日本の一条校として初めて、ケンブリッジ国際教育プログラム × CLIL(内容言語統合型学習)を導入した画期的な試みとして注目されています。

伝統の音楽教育と、最新の国際教育を融合し、「21世紀を生き抜く国際力」の育成を目指す教育がスタートしています。

◯カリキュラムの特徴:
・中学段階から、英語による教科指導を積極的に導入。
・CLIL教育法(Content and Language Integrated Learning)を活用し、音楽・美術・社会などの教科も英語で学習。これにより、自然と高度な英語運用能力が身につく設計です。
・高校では、Cambridge International AS & A Levelのカリキュラムを採用。
・標準で3科目のAレベル取得を目指し、英語(または国語)、数学、科学(生物・化学)などから選択。高校3年間でAS試験・Aレベル試験を段階的に受験していきます。
・Aレベル取得により、日本の大学だけでなく、英国や米国など海外大学への出願資格が得られ、進路の選択肢が大きく広がります。
・伝統の音楽教育も引き継がれており、希望者は音楽科目を選択し専門的に学ぶことも可能です。
・授業は少人数制で行われ、外国人教員と日本人教員が連携しながら、生徒一人ひとりを丁寧にサポートしています。

◯入試内容・難易度:
・中学入試は英語重視型で、一般入試とは別に帰国生入試が設けられています。
・帰国生入試では、英語エッセイ・面接(英語および日本語)・算数による選考が行われます。
・国内生向けにも英語適性を評価する問題が課され、英検やTOEFLジュニアなどのスコア提出が参考資料として利用されることもあります。
・2024年の初年度入試では、上野学園の音楽科実績に基づく一定の学力層が集まったと見られます。
・高校からの国際コースへの編入も若干名募集されており、書類審査・英数試験・面接で総合評価されます。
・Aレベル学習に対応するため、入学時から一定の英語基礎力が求められる点には注意が必要です。

◯進学実績(見込み):
・2024年に開設されたばかりの新コースであるため、卒業生の進学実績は今後の蓄積待ちですが、高校卒業時にAレベルを取得できることが大きなアドバンテージとなります。
・これにより、国内の大学入試はもちろん、英国やアメリカなどの海外トップ大学への出願資格が得られるため、今後の進路実績には大きな期待が寄せられています
・上野学園全体としては、これまで音楽大学や芸術系大学への進学実績が豊富でしたが、国際コースでは海外トップ大学や国内難関大学への進学を本格的に目指しています。
・すでに在校生の中には、英国大学を志望して中学段階でIELTS高得点を取得している生徒も登場しています。
・学校側も「Aレベル取得でケンブリッジ大やハーバード大を目指す」という目標を明示しており、海外大学出願のノウハウを早期から指導しています。
・今後、第1期生の進学先が確定する2026年前後には、その実績が広く注目されると見られています。


国際系一貫校から海外大学を目指すための戦略とアドバイス

首都圏の国際系中高一貫校で学ぶお子さんが海外大学を目指す場合、学校の提供するリソースを最大限活用しつつ、早め早めの準備を進めることが非常に重要です。以下に、代表的な戦略と保護者向けの実践的なアドバイスをまとめました。


① 在学中のカリキュラムを活かす

IBコースに在籍している場合は、最終的なIBスコア(45点満点)が、Aレベルコースの場合は各科目のグレード(AやAなど)が、大学出願時における最も重要な学力指標となります。IB生にとっては、6科目に加え、TOK(知の理論)、課題論文(EE)、CAS(創造・活動・奉仕)といったコア課題を含め、全体を通してバランスよく高得点を目指すことが求められます。一方、Aレベル生は、選択した3〜4科目でAまたはA評価を取得することが目標となります。

また、IB・Aレベルともに、日々の授業や課題、プレゼンテーション、探究活動、校内評価なども最終成績に影響を与えるため、日常的な学習姿勢が非常に重要です。加えて、IB課題論文(EE)やCAS活動、さらにはSATや英検1級などの外部資格試験のスコアは、出願書類において有効なアピールポイントとなります。学校での探究活動や課外のボランティア活動を通じて、自分ならではの経験や成果を積み重ねておくことが、差別化された志願者として評価されるためのカギになります。日常の積み重ねが将来の進路選択を大きく広げる基盤となることを意識しながら、計画的に取り組むことが大切です。


② 出願要件の情報収集と試験対策

海外大学を目指すうえで、まず重要なのは志望する国や大学の出願要件を早い段階で把握することです。出願締切や必要な試験、提出書類は国や大学によって異なるため、各自の目標に合わせて逆算し、計画的に準備を進める必要があります。アメリカの大学を志望する場合は、SATやACT、TOEFL、エッセイの準備が高2までに完了していることが理想です。近年はテストオプショナル(標準テストが任意)の大学も増えていますが、依然として高得点は合否を左右する強力な武器となります。

一方、イギリスの大学を志望する場合には、IBの予測スコアやAレベルの予測成績が重要な評価基準となります。特に高2終了時点までの成績が合否に大きな影響を与えるため、早期から学力向上を意識した学習が求められます。また、多くの大学では、IELTSなど英語資格試験のスコア提出も必須です。さらに、志望動機書やエッセイは合否を左右する極めて重要な書類です。構成や内容の完成度が評価に直結するため、学校のカレッジカウンセラーや英語教員と何度も見直し・添削を行い、完成度を高めることが不可欠です。

加えて、模擬国連、学術コンテスト、ボランティア活動などの課外活動も、出願時の評価項目として重要視されます。こうした活動を通じて、リーダーシップや主体性、社会貢献意識を示すことが、他の出願者との差別化につながります。進路実現のためには、学力とともに人間力を高める意識も欠かせません。


③ 国内大学との併願計画

海外大学への進学を第一志望としていても、国内大学との併願計画を同時に立てておくことは、非常に重要なリスクヘッジになります。特に国際系中高一貫校では、国内大学のAO入試や推薦入試に関する情報提供が充実しており、実際に併願して合格する生徒も多くいます。IB取得者向けのAO入試制度を導入している大学も年々増えており、例えば早稲田大学や慶應義塾大学の一部学部では、IBスコアや活動実績を活用して出願することが可能です。また、一般選抜を受ける場合には、日本の共通テストへの対策も必要となるため、国内試験と海外出願のスケジュールを照らし合わせながら、並行して準備を進める必要があります。

特に注意したいのは、海外大学の合否通知が出るのは春頃になるケースが多いという点です。国内大学の試験日や合格発表と重なる可能性もあるため、事前にスケジュールをしっかりと調整し、複数の選択肢を確保しておくことが安心につながります。保護者としては、お子さんが将来後悔しないよう、国内外問わず納得して進学できる選択肢を複数用意しておく意識を持ち、柔軟に進路を支えてあげることが大切です。進学先の幅を持たせることで、より自信を持って海外大学に挑戦できる環境を整えられます。


④ 費用と奨学金の確認

海外大学進学を検討する際に、最も現実的かつ重要な要素のひとつが費用の確認と準備です。進学には、学費・生活費・渡航費・ビザ申請費・保険・現地での生活費など、多岐にわたる出費が伴います。特にアメリカの私立大学では、年間で数百万円以上かかることも珍しくなく、数年間にわたる総額は決して小さくありません。
その一方で、多くの海外大学では、ニードベース(所得に応じた給付型)奨学金や、メリットベース(成績優秀者向け)奨学金といった支援制度が整備されています。これらは学費の全額または一部をカバーしてくれるもので、経済的なハードルを乗り越える有効な手段となります。こうした奨学金の情報は、学校の進路指導室や各大学の公式サイトから入手できます。早めに収集を始め、出願可能な奨学金には積極的に応募する姿勢が大切です。

また、進学を現実のものとするためには、保護者が早めに教育資金計画を立てることも不可欠です。必要に応じて、留学ローンや各種助成制度の利用も検討しておくとよいでしょう。渡航費やビザ、現地保険料など、見落としがちな「出発前・到着後の費用」も忘れずに試算しておくことが重要です。そして進学先を最終的に決める際には、奨学金のオファー内容を含めて家族全員で冷静に比較・検討し、現実的な選択をすることが非常に大切です。費用面の現実をしっかりと共有することで、より納得感のある進学先選びが実現します。


⑤ 保護者の心構えとサポート

国際系中高一貫校に通うお子さんは、学業、課外活動、英語力の維持・向上など、多忙な毎日を過ごしています。そんな中で、保護者にできる最大のサポートは、精神的な支えとなり、必要な情報を共に収集・整理する「伴走者」になることです。海外大学進学には多くのメリットがありますが、同時に、言語や文化の違い、環境適応の難しさといった課題にも直面します。そのため、親子でメリットとデメリットを冷静に共有し合い、現実的な視点を持ちながらも、お子さんの最終的な意思決定を尊重する姿勢が求められます。

具体的なサポートとしては、
・出願スケジュールの管理
・エッセイや推薦文の内容相談
・現地の生活情報や卒業後のキャリアパスの調査

などを親子で一緒に取り組むのが理想です。そしてアルファのようなプロを頼っていただき、アドバイザーと一緒に伴走していきましょう。保護者の方にとっても、不安を先回りするのではなく、「前向きな応援者」としてお子さんの成長を見守る姿勢が、成功を支える大きな力となるでしょう。進路の選択が、お子さんにとっても保護者にとっても充実した経験になるよう、共に歩んでいくことが大切です。


以上、首都圏のIB・Aレベル導入校を紹介しました。それぞれの学校には特色がありますが、共通して言えるのは「グローバルな進路と学びを実現する環境が整っている」ということです。アルファでは就活もサポートしていますが、高学歴大学生でも留学経験や英語力がないと大企業に落ちてしまっているのが実情です。そのため、早めにグローバル経験を積ませてあげることが、お子さんにとって良いキャリアを築く素地になると思います。学校選びの際には、単なる偏差値やカリキュラムだけでなく、お子さんの個性や将来像との相性を見極め、長期的な視点で判断されることをおすすめします。

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2025/04/16 15:05:04

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