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こんにちは！アルファ代表のTJです。

最近、UWC（ユナイテッド・ワールド・カレッジ）についてのご相談が、保護者の皆さまから急増しています。中でも特に人気なのが、シンガポールにあるUWC South East Asia（UWCSEA）。幼稚園から高校までを対象とするインターナショナルスクールでありながら、世界114か国以上の多様なバックグラウンドを持つ生徒が集まり、国際バカロレア（IB）を通じた世界トップクラスの教育を受けることができる、まさにグローバルエリート育成校の最高峰です。

UWCSEAは、単なる「偏差値の高い学校」ではありません。リーダーシップ、サービス、探究心、そして平和やサステナビリティといった価値観を軸にした人間教育を行っており、アイビーリーグやオックスブリッジなど世界中の一流大学への進学実績も極めて優秀です。

とはいえ、出願要件は非常に高く、面接対応、エッセイの完成度、課外活動の実績など、多角的な準備が必要です。だからこそ、アルファのようなプロアドバイザーと一緒に、戦略的かつ徹底的な準備を行うことが、合格への最短ルートになります。

UWCSEAは本当に素晴らしい学校ですし、ご希望があればキャンパスビジットツアーのアレンジも可能です。4月下旬〜GWにかけて実施予定ですので、少しでもご興味がある方は、ぜひお早めにアルファにご相談ください！

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この記事では、UWCSEAの基本情報からボーディング寮生活、カリキュラム、進学実績、選考対策までを徹底的に解説しています。UWCシンガポールを本気で目指したい方は、今すぐアルファにご相談ください！合格実績も多数あります。

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UWCシンガポール（UWCSEA）詳細情報

1. ボーディングスクールとは何か

ボーディングスクール（寄宿学校・全寮制学校）とは、学生が学校の敷地内の寮に居住しながら学ぶ学校形態です。通常、授業だけでなく日常生活も学校内で送り、学業に専念できる環境が整えられています。学生は寮で同世代の仲間と共同生活を送り、自立心や協調性を養います。

また、ハウスペアレント（寮監）などスタッフの管理・サポートの下、安全かつ規則正しい生活が保障されます。ボーディングスクールでは24時間体制の教育・指導が行われるため、学業のみならず人格面や生活習慣の成長も期待できます。こうした特徴から、ボーディングスクールは全人教育（ホリスティック教育）の場とも言われ、世界各国から生徒が集まりやすい傾向があります。

ボーディングスクールで有名な学校として、米国テンスクールがあります。テンスクールに関する記事はこちらもご覧ください！

2. UWC South East Asia（UWCSEA）の概要

UWCシンガポールことUnited World College of South East Asia (UWCSEA) は、シンガポールにある名門インターナショナルスクールです。1971年にリー・クアンユー首相の主導で創設され（当初はSingapore International Schoolとして開校）、1975年にUWC（ユナイテッド・ワールド・カレッジ）機構に加盟しました。

現在ではドーバー校（Dover Campus）とイースト校（East Campus）の2キャンパスに、幼稚園から高校まで約5,500～5,600名の生徒が在籍する大規模な学校です。ドーバー校は1971年開設の伝統校で約3,000人、イースト校は2008年開設で約2,500人の生徒がおり、いずれも男女共学・日校と寮の両方を備えています。

※シンガポール政府の規制により、現地シンガポール国籍の生徒はごく少数です。

学校のミッション・特徴

UWCSEAはUWCムーブメントの一員として、「教育を平和で持続可能な未来のための力とする」ことを使命としています。以下の5つの柱から成る全人教育プログラムを提供し、学生の学びと成長を支えます。

・学業
・課外活動
・野外教育
・個人・社会教育
・サービス

環境や多様性

キャンパスはシンガポール市内に位置し、施設・設備も充実しています。学生の国際性が極めて高いことも大きな特徴で、在籍生は114以上の国籍からなる多文化コミュニティです。校風は非常にリベラルでインクルーシブ（多様性包摂）であり、生徒・教職員ともに世界中から集まった人々で構成されています。

3. 教育理念・カリキュラム・クラス規模

教育理念

UWCSEAは、「他者への配慮と思いやり」「責任を引き受ける意思」「真実を追求する粘り強さ」といったUWCの価値観を体現する学校です。特にサービス（奉仕活動）を重視しており、生徒たちは学校内外のコミュニティに貢献する活動に積極的に参加します。これは学内カリキュラムの一部として位置づけられ、国際理解やリーダーシップ育成にも繋がっています。また、「教育を通じて人や国を超えて団結する」というUWCの理念の下、平和やサステナビリティに関する意識啓発も図られています。

カリキュラム

・幼稚園から中学部（グレード10）までは、UWCSEA独自のコンセプト型カリキュラムを採用
・以前は中等部でIGCSE（国際中等教育資格）を実施していたが、現在は独自開発の“UWCSEAプログラム”に移行
・高校課程（グレード11～12）ではIBディプロマプログラム（IBDP）を提供。全員がIB資格取得を目指す
・1977年にアジア初のIB校となり、指導実績が豊富

2020年のIB卒業生の平均得点は38点、40点以上を取得した学生が約40%。2023年でも平均36～37点前後で、約30%が40点以上を取得しており、世界平均を大きく上回っています。

全体的な進学実績

UWCSEAの大学進学実績は非常に優れており、特に海外大学への進学率とその質の高さで知られています。UWCSEAの生徒は国際バカロレア（IB）ディプロマを取得し、その成績を活かして世界中のトップ大学に進学しています。

卒業生は、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ヨーロッパ、アジアなど、世界各地の大学に進学しています。毎年200以上の大学関係者がキャンパスを訪れ、生徒に情報提供を行っています。UWCSEAの生徒は、IBディプロマの高い評価と学校の大学アドバイザリーサポートを背景に、特に競争率の高い海外大学に多く進学しています。以下は主な進学先の例と特徴です。

1. アメリカ

・アイビーリーグ: 毎年、数名の生徒がハーバード、プリンストン、コロンビア、イェールなどのアイビーリーグ校に合格しています。
・その他の名門校: スタンフォード大学、MIT、カリフォルニア大学（特にUCLAやUCバークレー）、ニューヨーク大学（NYU）などへの進学実績も豊富。
・リベラルアーツカレッジ: ウェズリアン大学、ポモナカレッジ、スワースモアカレッジなど、小規模ながら質の高い教育で知られる大学にも進学。
・特徴: アメリカの大学はIBスコア（通常40点以上が目安）と課外活動を重視するため、UWCSEAのホリスティックな教育（奉仕活動やアウトドア教育）が強みになります。

2. イギリス

・オックスブリッジ: オックスフォード大学とケンブリッジ大学への合格者が毎年数名出ており、特に自然科学、工学、人文系で実績があります。
・ロンドン大学群: UCL（ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン）、LSE（ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス）、インペリアル・カレッジ・ロンドンなどが人気。
・その他: エディンバラ大学、ダラム大学、ウォーリック大学などにも進学。
・特徴: イギリスではIBスコア（38〜42点以上が一般的）と志望動機書が重要で、UWCSEAの個別指導が効果を発揮しています。

3. カナダ

・トップ校: トロント大学、マギル大学、ブリティッシュコロンビア大学（UBC）への進学が目立ちます。
・特徴: カナダの大学は多文化環境を重視し、UWCSEAの国際的な生徒層とマッチしています。

4. オーストラリア

・グループ・オブ・エイト: メルボルン大学、シドニー大学、オーストラリア国立大学（ANU）などが主な進学先。
・特徴: 地理的な近さもあり、理系や環境学を志す生徒に人気。

5. アジア

・香港: 香港大学（HKU）、香港科技大学（HKUST）。
・日本: 早稲田大学、慶應義塾大学（国際プログラム）。

サポート体制

グレード9から始まり、個別指導を通じてIB科目選択や出願プロセスをサポートする体制が整っています。年間を通じてキャリアフェアや卒業生メンター制度も活用されます。具体的な進学先リストは公開されていませんが、学校のウェブサイトや卒業生の声から、上記の傾向が確認できます。

UWCSEAの卒業生は、海外大学への進学において非常に強い実績を持っています。特にアメリカのアイビーリーグやイギリスのオックスブリッジなど、世界トップレベルの大学に毎年進学者を出しており、その多様性と質の高さが際立っています。

クラス規模・言語サポート

・生徒：教師比率は約10.7:1。個々の生徒に目が行き届きやすい
・1クラスの人数は20数名程度
・必要に応じてアシスタント教師やサポートスタッフが配置される

英語が母語でない生徒向けにEAL（English as an Additional Language）プログラムが用意され、追加の英語指導が受けられます。また、「ホームランゲージ（母語）プログラム」では、日本人学生向けに日本語リテラシーを維持・向上させる授業や活動が行われています。カリキュラム全体として探究学習や概念理解を重視しており、単なる知識詰め込みではなく、批判的思考力や問題解決力を養う教育方針が徹底されています。

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4. ボーディング（寮生活）の詳細

UWCSEAは中等部・高等部（Grade 8～12相当、13～18歳）の生徒に対してボーディング（寮）を提供しています。ドーバー校・イースト校の両キャンパスに寮施設があり、全体で約300名以上の寮生が在籍しています（76か国以上から集まる国際コミュニティ）。

対象学年と定員

・寮に入れるのはGrade 8～11からの新入生（途中入寮も可）
・入寮後は卒業（Grade 12）まで継続して寮生活を送ることが原則
・各キャンパス合わせて300～350名程度の定員
・1学年あたりは数十名規模の少人数制
・全校生徒に占める寮生の比率はおよそ17:1
・少人数ながら国際色豊かなコミュニティを形成

生活環境と施設

ドーバー校には「ネルソン・マンデラ」「カート・ハーン」「マヤ・アンジェロウ」と名付けられた3つの寮ハウスがあり、イースト校には「タンピネス・ハウス」と呼ばれる寮施設が設けられています。寮室は基本的に2人部屋（バス・トイレ付き）で、ルームメイトは異なる国籍の生徒同士になるように配慮されています。各寮には共用ラウンジ、学習室、簡易キッチン、ランドリー設備が整っており、生活の利便性が高い環境です。また、キャンパス内にはプールやジム、テニスコートといったスポーツ施設や音楽練習室も備えられており、寮生はそれらをスケジュールに沿って自由に利用できます。さらに、24時間体制のクリニック（医務室）が常設されており、体調不良やけがの際にも迅速な医療サポートが受けられる体制が整っています。

サポート体制

寮には、寮長（Director of Residential Life）やハウスペアレント（寮監）が常駐し、加えて副寮監や寮担当教員、インターンなど、多国籍なスタッフチームが寮生の生活を24時間体制で支援しています。彼らは起床から就寝まで生活全般を見守るだけでなく、学習管理や進路相談、さらには心のケアに至るまで幅広いサポートを提供しています。特に平日夜には自習時間が設けられており、学習上の不明点を教員に相談したり、進学に関するアドバイスを受けることも可能です。また、週末には各国料理のディナー会やムービーナイト、スポーツ大会、ボランティア活動など、国際色豊かな課外イベントが定期的に実施されており、寮生活をより豊かで充実したものにしています。異文化環境での生活に不安を感じる生徒に対しても、心のケアを重視した支援が整っており、安心して暮らせる環境が整備されています。

費用

・2024/2025年度の年間寮費は約SG$41,472
・授業料（高校課程：約SG$46,000）と合わせて、年間SG$88,000前後（約800〜900万円）
・初年度のみ以下が別途必要：
　・設備維持費（開発基金）：SG$9,537
　・入学登録料：SG$4,992
　・選考料（寮希望）：SG$841
　・アメニティ基金：SG$317（高学年のみ）
・寮費には食費・光熱費・基本アメニティが含まれる
・制服代・教材費・校外学習費などは別途実費負担

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5. 選考プロセス・求められる人物像・合格準備

入学選考の流れ

UWCSEAへの入学は、毎年8月学期（1学年開始）および一部学年での1月学期から可能です。該当する年齢であれば、幼稚園から高校途中編入まで出願できます。

・募集枠は限定的で、特にボーディング希望や高校課程からの編入は競争率が高い
・選考は主に書類審査＋面接（インタビュー）
・出願時には以下の提出が必要：
　(1) オンライン願書
　(2) 直近の成績証明書
　(3) 教師からの推薦状
　(4) 選考料の支払い

書類通過後に面接が行われ、英語力・適性・人柄が評価されます。学年によっては、筆記試験や学力テスト（特に英語・数学）が実施され、一定の基準を満たさなければ不合格になることもあります。ボーディング希望者は、通常の面接に加えて、寮生活への適性を確認するインタビューを別途受ける必要があります。これは寮長またはハウスペアレントが担当し、集団生活への適応力や自立心を重視して判断されます。

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求められる人物像

UWCSEAでは、学業の成績だけでなく、以下のような資質が重視されます。

・知的好奇心が旺盛で、新しいことに積極的に取り組める
・主体性と積極性を持ち、学校や課外活動に貢献できる
・多様性への理解と協調性を持ち、異文化の仲間と良好な関係を築ける
・困難に直面しても乗り越える、レジリエンス（精神的なたくましさ）と自己管理能力

UWC全体の選考基準では、以下のようなキーワードが掲げられています：

・Intellectual Curiosity（知的好奇心）
・Active Commitment（価値観へのコミットメント）
・Social Competence（対人能力）
・Resilience and Integrity（たくましさと誠実さ）

ボーディングを希望する場合は、これに加えて自立心・生活力が求められます。学校側は「本校の学習環境に適応できない生徒は、本人のためにも受け入れない」と明言しており、学力・人間性ともに一定の基準が必要です。

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合格のための準備

学力と英語力の強化

UWCSEAでの学習においては、まずアカデミックな英語力（読解・作文・ディスカッション力）が必須です。すべての授業が英語で行われるため、言語面での基礎がなければ授業についていくのが困難になります。英語に加えて、数学や理科といった主要教科の基礎学力も問われるため、国内外問わずそれらの分野での準備が必要です。

また、同校の教育では批判的思考力（Critical Thinking）や問題解決力が重視されており、単に知識を覚えるのではなく、自分で考え、論理的に伝える力が求められます。可能であれば、事前にIBやIGCSEの内容に触れておくと、入学後の授業にもスムーズに対応できるでしょう。さらに、英語でのエッセイライティングや面接練習なども早めに始めることが、選考対策として効果的です。

課外活動・リーダーシップの実績

UWCSEAでは、学業だけでなく課外活動における実績も大切な評価ポイントです。社会奉仕やボランティアへの参加経験、学校行事やクラブ活動でのリーダーシップ経験、あるいはスポーツ・芸術・探究活動など、自分が情熱を持って取り組んできたことをしっかり振り返り、言語化できるようにしておくと良いでしょう。

同校では「他者に対してどれだけ奉仕してきたか」という姿勢が特に重視されます。したがって、自分が関わってきた活動において、どのようにコミュニティに貢献してきたか、またそれを今後どのように発展させていきたいか、といった視点を持って準備しておくと、面接でも説得力のあるアピールができます。

志望動機の明確化

選考においては、なぜUWCSEAで学びたいのかという動機が非常に重要です。その際は、単なる学校選びというよりも、UWCの理念（平和・多様性・サステナビリティ）に自分がどれだけ共感しているか、そしてその理念をどのように自身の将来と結びつけていくのか、といったストーリーを語れることが求められます。

自分の言葉で、論理的かつ熱意を持って語ることが大切です。「この学校で何を学び、卒業後にどのように社会に貢献したいのか」という視点で、具体的なビジョンを描いておくと好印象につながります。

自立心と生活力の準備

特にボーディングを希望する場合には、親元を離れて生活するうえでの自立心や生活力が欠かせません。日頃から早寝早起きや身の回りの整理整頓、時間管理などの基本的な生活習慣を意識しておくことが、スムーズな寮生活のスタートにつながります。

また、多様なバックグラウンドを持つ仲間と生活するなかで、文化的な違いに柔軟に対応するメンタルの安定性やストレス耐性も重要になります。異文化環境で自分らしさを保ちつつ、適応していける準備を、日常生活のなかで少しずつ意識していくことが望まれます。

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UWCシンガポール（UWCSEA）は、世界中の意欲的で優秀な学生が集う教育コミュニティです。ボーディングスクールとしての環境も整っており、グローバルな人材を育成する土壌があります。

入学を目指すには、十分な準備と自己理解、そして強い意志と志望動機が不可欠です。しっかりと準備を整えることで、合格とその後の成功に近づけるでしょう。

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